気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (第9回から読む) 年が明けると、店はもうこの商店街から無くなってしまうんだ。 年末、坂本(当時ブックオフ社長、現会長)から2号店の閉店を言い渡された私は、落ち着かぬまま元旦を迎えました。 ところがその夜、スタッフの1人から電話があったのです。「23万円売れました!」と得意気な声で「明日も頑張るから安心して休んでいいですよ」と言ってくれました。年始のお客様を接待しながらうれしさがこみ上げてきました。 予定通り正月3が日はしっかり休み、1月4日の朝、私は店に出ました。 あれ、何か違う。 スタッフが化け、店が変わった はっきりと、今までとは変わっているのです。目を凝らすと、棚に天井までぎっしり、新しい本が並んでいます。たとえば漫画のセットが増えて
![(10)ブックオフの礎を作った「2号店の奇跡」:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)