ピンク・フロイドが1994年作『対（Division Bell）』発表に伴い行なった、ワールド・ツアーの模様を収めたライヴ作品『P・U・L・S・E』。今年5月にはCD版が紙ジャケット仕様となって再発されて話題を集めていましたが、いよいよファン待望のDVD版(写真)が発売されます！ アメリカ、ヨーロッパにて1994年に行なわれた同ツアーは、ステージ中央の大円形スクリーンに写し出される複雑怪奇な映像、そして、巨大ミラー・ボールが光を放ち、レーザー光線が会場中を照らし出す“光の洪水”とでも言うべき演出などが、それまでのコンサートの定義を大きく変えた“史上最大の光と音のスペクタクル・ショー”として、今も語り継がれているものです。 『P・U・L・S・E』はそのツアーの模様を収めたライヴ作品として、1995年にCD版とVIDEO版が発売されていたもので、代表作『狂気（Dark Side Of the

ヨーロッパ、アメリカ、日本などで行なわれた、2004年のワールド・ツアーの模様を収めた、クラフトワーク初のオフィシャル・ライヴ作品『ミニマム/マキシマム（Minimum-Maximum）』。CD版(写真)に続き、DVD版の発売もアナウンスされましたが、結局は発売延期となり、寂しい思いをした方もきっと多いはず。そんなアナタに朗報が！ どうやら待ちに待ったDVD版の発売日がいよいよ近づいてきた模様なのです。 同作の米国での発売元であるAstralwerksによれば、米国盤は12月6日に発売される模様。日本盤を含め、他の国での公式アナウンスはまだありませんが、その発表も近いかも知れません。また一説によれば、DVD版にはDVD2枚組の通常盤に加え、スペシャル・ボックス盤もあるとの話。このスペシャル・ボックス版にはDVD2枚、CD2枚（＝CD版）、ツアーでの写真を含む88ページにも及ぶブックレットが

コチラでUK盤についてお知らせした、クイーン『オペラ座の夜』の30周年記念盤ですが、国内盤の発売が決定しました。先にお伝えした通り、最新リマスターCDに加え、様々な映像を収録したDVDが付いたスペシャル・エディション。このDVDのために編集されたニュー・ビデオもありとのことですから、マニアは見逃せないでしょう。なお、CD単体でのリリースもあります。 さらに、アナログ盤での発売も決定。もちろん見開きジャケット仕様です。完全生産限定とのことですので、早めのご予約を忘れずに。この30周年記念盤、CD+DVD『「オペラ座の夜」30周年アニヴァーサリー・エディション』（TOCP-67844 税込\5,800）、CD『〜最新リマスター・エディション』（TOCP-67845 税込\2,548）、アナログ盤（輸入国内盤仕様：TOJP-60171 税込\3,200）、いずれも発売は11月2日の予定です。 ●

キング・クリムゾン、そして、エマーソン、レイク＆パーマー（ELP）と、プログレッシヴ・ロックを代表する2つのバンドを渡り歩いたヴォーカリスト兼ベーシスト、グレッグ・レイク。その彼のキャリアを総括するアンソロジー・アルバム『From the Beginning Anthology』がリリースされます！（写真は好ライヴ盤『キング・ビスケット・ライヴ』） 今年4月にリリースされたキース・エマーソンのアンソロジー盤同様、英Sanctuaryよりリリースされる本作には、キング・クリムゾン、ELP、ソロなど、彼のさまざまなキャリアからセレクトされた音源がCD2枚にわたって収録される予定。 まだトラック・リストの詳細は不明なものの、ディスク１は、キング・クリムゾンから「In The Court Of The Crimson King」と「21st Century Schizoid Man」が、ELPから

ロック・ヒストリーに大きな足跡を残した、スティング、スチュアート・コープランド、アンディ・サマーズによるロック・トリオ、ザ・ポリス。その彼らの発表当時“ライヴ・ビデオの頂点”ともいわれた名作ライヴ映像集『シンクロニシティ・コンサート（synchronicity concert）』が、いよいよDVD作品としてリリースされます！ 本作は、ワールド・ツアーで訪れた1983年11月2、3日の米ジョージア州アトランタでのライヴの模様を収めたもので、元10ccのゴドレイ＆クレームが映像の演出を手掛けたロック史の残る名ライヴ映像として知られています。今回のDVD化では音源を5.1chサラウンドに対応させるだけでなく、未発表ライヴ映像をマルチアングル対応で収録。また当時オースラトリアのメルボルンにて行われたメンバーへの貴重なインタビュー映像なども収録されるとのこと。日本では『アウトランドス・トゥ・シンクロ

じつに10年ぶりとなった最新作『UP』(写真)を引っ提げ、2002年8月から2004年7月まで行なわれたワールド・ツアーの模様を収めた、ピーター・ガブリエルのライヴDVD『スティル・グローイング・アップ・ライヴ（Still Growing Up - Live And Unwrapped）』が発売されます！ 同ツアーの模様は、2003年にも『グローイング・アップ・ライヴ』として発売されていましたが、今回発売されるのはその同ツアーのセカンド・レグを収めたもの。ファースト・レグでは演奏されなかった数々の楽曲もある一新された演奏曲が収められているうえに、約80分にもおよぶドキュメンタリー映像も収録したDVD2枚組作品として発売される予定です。発売はUK盤（PAL方式）が10月31日に、日本盤(WPBR-90522〜3 \5,900(税込))が11月23日にそれぞれ予定されています。 ●DVD『ステ

来月２日に行なわれるLive ８に対し、人権擁護団体やミュージシャンから批判が相次いでいる。 キャンペーングループ、ブラック・インフォメーション・リンクは、最初に発表されたロンドンの出場者は『そっとするほど真っ白』と表現。 ２２アーティスト中、唯一マライヤ・キャリーがエスニックだという。 R&Bのミズ・ダイナマイト、スヌープ・ドッグ、ユッスー・ンドァは、黒人権利団体から批判が出た後にLive ８側が『付け足した』アーティストであり、ユッスー・ンドァが、５会場でパフォーマンスするアーティストでは唯一アフリカ出身だ。 ブラーのフロントマンであるデイモン・オルバーンは、「Live ８コンサートは、アフリカは失墜している、不幸な場所であるという概念を長引かせてしまう」と懸念。同様にロンドンで行なわれるコンサートに出演する黒人アーティストの割合が、イギリスに在住する人の人種の割合と比べてもあまりにも