相撲や格闘技、なでしこジャパンがブレークする前のサッカーなどを主に担当してきた自分にとって、今でいう「美女アスリート」という響きは憧れだった。まあ、そんな取材をすることはないだろうと思っていた時、2002年ソルトレークシティー冬季五輪の担当になることが決まった。 後輩記者に雪(ジャンプやアルペンなど)を任せ、自分は氷(主にスケート)の担当となったが、何せ未知の世界。まずは多くの選手や関係者へのあいさつ回りに奔走した。そんな中で出会ったスピードスケートの岡崎(現・安武)朋美選手はいろいろな意味で衝撃的だった。 昔から担当している他社の記者とは違い、自分は新参者。仲良く話せるはずもないし、そもそも向こうは長野五輪で銅メダルを獲得したスーパーヒロイン。それでも何度か取材に足を運んだことと、1971年生まれの同い年ということもあって世間話もできるようになったのだが、女子選手取材というのは妙に緊張し
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