STAP(スタップ)細胞の発見に関する論文発表で“リケジョ”として一躍注目を浴びた小保方晴子氏が、母校の早稲田大学から博士号を授与された英語論文に関してコピペ疑惑が浮上している。 疑惑は論文の内容および参考文献リストが、既存の英語文献に酷似しているというもの。小保方氏本人は、下書き段階の論文が掲載されたと釈明しているとも言う。下書きだとしても該当の論文を元ネタとして用いたという解釈も成り立つため、同氏は苦しい立場に立たされそうだ。今後、早稲田大学の学内調査次第では博士論文の取り下げ、および授与した博士号の剥奪もありうる。 さらに小保方氏が返済不要の奨学金として受け取った日本学術振興会の研究費の返還義務が生ずる可能性もある。生物界の常識をくつがえす世紀の大発見として注目されたSTAP細胞であるが、発見自体に黄信号が点りかねない状況になっている。 そもそも小保方氏の研究分野は複数の研究領域が重