ずいぶんと昔、ボトムアップな経営スタイルについて記事を書いたことがあるのだが、現在は米国の大きなスタートアップに勤めているので完全なるトップダウン経営の組織にいる。 日本にいたときは、トップダウンのチームというものに縁がなかったし、体験したこともなかった。米国に来て初めて、部下としても上司としてもこれを体感しているわけだが、なるほどこれは面白いなあと思ってちょっと書いてみようと思ったわけである。 もしアメリカ(の非日本企業)で働きたいと思っている人には何かしらの役に立つかもしれない。 「トップダウン」=「実力主義」一言で言ってしまえば、トップダウン経営とは実力主義である。 だが日本で「実力主義と聞いたときの嫌な感じ」とは全く違う。 実力主義とは「最も優秀な人」「最も判断力がある人」「チームを率いることができる人」が重要な位置につく・昇進するというシンプルなルールであって、「実力があれば何を