ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。 お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。 リタイアしたあとは公的年金を補う意味で、現役時代に蓄えてきた資産を少しずつ取り崩していくことになります。ただ、リタイアしたあと、20年、30年という長い時間が待っていることを考えると、リタイア後もお金を運用しながら使っていく(取り崩していく)という発想もこれからは必要でしょう。 ということで、この本にも、一定の比率でお金を解約してお金を使ってというお話を書きました。それに対して、「定時解約で、定率ではなく、定額はどうでしょう?」という質問がありました。 日本では、一部の証券会社やありがとう投信(直販)などの会社で、保有する投信の残高から毎月一定の金額を自動的に解約していくサービスがあります。ただ、この方法だと資産形成のときには有効なドルコスト平均法(毎月一定額を買い付けることで、基