米中部の穀倉地帯を襲った大規模な干ばつについてトム・ビルサック(Tom Vilsack)米農務長官は18日、国土の6割が影響を受けており、農作物の被害規模は25年来で最悪だとの認識を示した。 米国は世界最大のトウモロコシと大豆の産出地だが、ビルサック長官の記者会見によると既にトウモロコシは78%、大豆は11%が被害を受けている。トウモロコシ価格は6月1日比で38%、大豆価格は24%上昇しており、今後も食糧価格の高騰が懸念されるという。 写真はイリノイ(Illinois)州シャウニータウン(Shawneetown)で、干ばつのため立ち枯れたトウモロコシ畑(2012年7月16日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【7月19日 AFP】米中部の穀倉地帯を襲った大規模な干ばつについてトム・ビルサック(Tom Vilsack)米農務長官は18日、農作物の被害は過去