『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方』(カイゾン・コーテ著、中津川茜訳、KADOKAWA)のタイトルにあるペンタゴンとは、いうまでもなくアメリカ国防総省の通称。傘下に群を携えた、アメリカの軍事、国防の拠点として知られる官庁です。そこで繰り広げられている厳しいミッションの数々は機密のベールに隠され、映画さながらの世界も実際に存在するのだとか。 そんなペンタゴンの国防情報部隊におけるエキスパートとして活躍する著者によれば、現場では判断を一歩間違えば多くの命を巻き込む危険な任務も多々あるため、「絶対」に、「いかなる失敗」も「間違い」も許されないのだといいます。 そう聞くと、私たちの日常からは想像もつかないような、特別なスキルを備えていないと務まらない世界であるように思えます。しかし軍隊での経験と私たちの仕事や人生は、実はとても似ているとも著者はいうのです。なぜならハードな仕事や人
zen habits:だらしなさと無縁の、きちんとした生活をするにはどうしたらいいのでしょうか。 これは、多くの人にとって難題かもしれませんが、実は、いくつかの簡単なルールに従いさえすればあっという間にできてしまうのです。 目標の代わりにルールを設定するというアイデアについて以前に書いたことがありますが、今日は整理整頓を助けるルールについていくつかのアイデアを共有したいと思います。 散らかり放題で困った状態からミニマリズムへと移行するのは、時間はかかっても得るものの多い旅路だと、私は身をもって知っています。そして今では、周りを見回すたびに、物がない愛すべきスペースがあることに幸せを感じています。 もしあなたがお手上げ状態だと感じているなら、この私が、それを解決するのは決して不可能ではないと証言します。時間をかけて小さなステップを積み重ねていきさえすれば良いのです。 これから紹介するルールを
今日も大学の法学部では、民法や会社法、労働法に刑法が講じられている。 そこでは、「法とは何か?」、「法の支配は実現できるか?」などと考える必要はない。国会が制定したルールが法だと誰もが思っているし、裁判官や警察官は粛々と法を実現している。「なぜこれが法なのか」などと悩む学生は、よほどの変わり者だろう。 法学部法律学科の講義では、法の定義も、法の支配も自明なのだ。 ところが、学校に関わる法律問題を考えていると、「法とは何か?」、「本当に法の支配はあるのか?」という問題が深刻さを帯びる。 骨折という事故はスルー? 一例として、少し前からインターネット上で話題になっている道徳教材について検討してみよう。 広島県教育委員会は、「『児童生徒の心に響く教材の活用・開発』研究報告集」として、「心の元気」という教材を作っている。その中に、「組体操 学校行事と関連付けた取組み」という教材がある。 小学校5・
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