カルフォルニアのスタンフォード大学で、自動操縦により自律飛行する小型ヘリコプターの飛行テストが行われました(Reutersの記事)。スタンフォード大学のAutonomous Helicopterページで閲覧できる動画デモでは、自動操縦とは思えないほどの激しい動きを見ることができます。 このヘリコプター、サイズは4フィート(約1.2m)で、人間が無線でヘリコプターを操作した際の軌跡から動作を学習させ、その結果を機体制御に使用しています。しかし、人間でも100%完璧な操縦を行うことは簡単ではありません。そこで、複数の「順最適」な軌跡から、より最適な軌跡を導き出すという学習アルゴリズムを搭載することで「ラジコンヘリ操縦のエキスパート」並の自律動作が行えるようになったそうです。 なお、ヘリコプターの価格は1台あたり約4000ドルで、本体の方向や加速度を検知するためのセンサやGPS、カメラなどを搭載