この夏、新型の白癬菌「トンズランス菌」が日本で大流行の兆しを見せている。正式名称は「トリコフィトン・トンズランス菌」。足ではなく顔や首、頭に好んで感染し、特に頭皮への感染は患部がごっそり脱毛してしまうことすらある。 もともと中南米に生息していたとされるトンズランス菌は、1960年代にアメリカに持ち込まれ、米軍の派兵に伴って東南アジア、そして1990年代には韓国、中国にも広がり、2000年頃から日本でも柔道やレスリング選手の間で感染が見られるようになった。 そんなトンズランス菌が、ひと足先に中国で猛威を振るっている。現地の医療事情に詳しい中国人ジャーナリストの戴世莘氏が語る。 「中国では、猛烈な勢いで感染が広がっています。例えば広西チワン族自治区南寧市の李氏は、頭のカユみに耐えかねて病院に行ったら、着用していたカツラから大量のトンズランス菌が検出されたそうです。幸い早期発見だったため、残り少
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