世界有数の半導体メーカー「インテル」は、主要な自動車メーカーやIT企業の間で世界的に開発競争が激しくなっている自動運転の分野を巡り、ハンドルやアクセルの制御技術を開発している日本のベンチャー企業に出資することになりました。 アメリカの半導体メーカー「インテル」は、自動運転の技術を開発している日本のベンチャー企業「ZMP」の株式を取得する形で出資しました。 「ZMP」は、車に搭載されたセンサーやカメラの情報を解析し、ハンドルやアクセルなどを最適に制御する技術を独自に開発していて、国内の自動車メーカーに研究開発用として関連のシステムを納めています。 インテルとしては、今回の出資によってノウハウを持つ「ZMP」と自動運転の技術を共同開発することで、この分野への足がかりを築くねらいがあるものとみられます。 一方「ZMP」も、大量の情報を高速で処理するインテルの技術を生かしてシステムの性能を一段と高