ネット端末がPCからスマートフォンへシフト 第2に、この5年でネット端末の主役がPCからスマートフォンにシフトし、新しいアプリが続々と登場し普及していったということが挙げられる。 当初バイドゥは音楽や映像検索で強みがあったが、動画アプリや音楽アプリや地図アプリなど、用途に応じたアプリが登場したおかげで、バイドゥの必要性が大きく低下した。 このユーザーが続々とスマホへと移行するタイミングで、テンセントは前述の微信をリリースし、当時は低速度なGSMでもボイスメッセージが送れるとアピールした。 また、テンセントはお膝元の深センを中心とした各リアルショップに対し、端末をかざすと店舗のサイトやアカウントページに飛ぶQRコードを貼りつけるよう働きかけ、微信とQRコードが同時に普及していった。 PCからスマホへの移行で、中国ではポータルサイトからの利用から、用途ごとのアプリ利用に変化した。 ネットユーザ
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