説明会の冒頭で取締役副社長の内藤在正氏が登壇し、ThinkPadが築いてきた歴史を解説。1980年代の後半に当時日本アイ・ビー・エムに属していたPC開発部隊は“ワールドワイド向けのPC展開に対して日本向けの製品を開発する”という方式から“ワールドワイド向けPCの中の1つを開発担当する”というものに変化したという。それがまさに「ThinkPad」であり、当時から現在に至るまで開発拠点は日本に置かれている。 なぜ、日本の開発部隊がThinkPadの開発責任を得ることができたのか、内藤氏は「日本アイ・ビー・エムと国内の協力企業には、PCの構成から製造ラインまでの要素技術がほぼ全てそろっていた。これが1992年にThinkPad 700Cを生み出せた理由」と語る。
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