タグ

アートに関するkachifuのブックマーク (174)

  • 横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)

    (文字数制限にかかるようなので、前後に分けて挙げます。) 前置き 第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」がこの土日で終わります。私も見に行って、なかなか面白く思いました。ところが友人によると、SNSでは批判の声が多いそうですね。あまりそういうものは見ないようにしているのですが、友人がその場で例を見せてくれたので、ついいくつか読んでしまいました。そのときの感想は、ひとことで言うと「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということでした。そこで友人といろいろのことを話し合ったのですが、今はそれを思い出しながらこの文を書いています。 今回の展覧会には魯迅の『野草』という短編集が深く関わっていますが、魯迅は「おおむね、折にふれてのささやかな感想を述べたに過

    横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)
  • 学長セクハラ「騒動」をアートに 学生の果敢な展示も取材認めない「名古屋芸術大学」の自治と表現の危機(関口威人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    愛知県北名古屋市の名古屋芸術大学で、今年度就任した來住(きし)尚彦学長からセクハラを受けたと複数の女子学生が訴え出ている問題などを、現役の学生が「現代アート」で表現した展覧会が6月5日まで、学内のギャラリーで開かれている。 問題をあいまいにしようとする大人たちに対し、学生が果敢に声を上げ、自らが学ぶ現代アートの形で問題提起しようという行動に私も注目し、開催5日目の6月4日に動画撮影を含めて取材しようと足を運んだ。 すると、大学側から「取材としては入らないでほしい」と言われ、展覧会そのものの記事化を禁じられた。 しかし、これは取材や発信を望む学生たちの表現の自由にも関わる大きな問題だ。表現を尊重すべき「芸術大学」で何が起こっているのか、大学側の言い分を含めてありのままにお伝えしたい。 【関連記事】 ・【独占インタビュー】作曲家・宮川彬良が憤り、語る「名古屋芸術大学」のセクハラ疑惑と学長選考問

    学長セクハラ「騒動」をアートに 学生の果敢な展示も取材認めない「名古屋芸術大学」の自治と表現の危機(関口威人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 艾未未(アイ・ウェイウェイ)のロンドン個展が中止に。パレスチナとイスラエル情勢をめぐるSNS投稿がきっかけ

    11月14日、『The Art Newspaper(アート・ニュースペーパー)』が艾未未(アイ・ウェイウェイ)のロンドンでの個展が事実上中止になったと報じた。 アイは1957年中国生まれで、国際的にもっとも影響力のある現代アーティストのひとり。個展はロンドンのリッソン・ギャラリーで今週から開催予定だったが、直前に無期限の延期が決定された。これに対しアイは「事実上の中止」だと語っている。 リッソン・ギャラリーは、アイがSNSで投稿したパレスチナとイスラエルの情勢をめぐる発言を理由に、作家と話し合いの末、いまは新作を展示するのに適切な時期ではないと結論付けたと発表。「イスラエルとパレスチナの領土、そして国際的なコミュニティにおける悲劇の苦しみを終わらせることに全力を注ぐべきときであり、反ユダヤ主義やイスラム嫌悪とみなされるような議論の余地はない。アイ・ウェイウェイは表現の自由を支持し、虐げられ

    艾未未(アイ・ウェイウェイ)のロンドン個展が中止に。パレスチナとイスラエル情勢をめぐるSNS投稿がきっかけ
  • 大阪府「20世紀コレクション」 駅に屋外にアートの「墓場」 お粗末「活用」策、止まらぬ劣化 | 毎日新聞

    「アート作品は人の目に触れてこそ価値がある」。大阪府が所蔵する美術作品105点が地下駐車場に6年間も置かれていた問題が明らかになった直後、吉村洋文知事はこう述べた。劣化や盗難のおそれがあった保管状況の発覚を受け、もっともな発言のようだが、既に鑑賞できる状態にある作品が悲惨な扱いをされていると知ったら、賛成できるだろうか。105点とは別に府が「活用」してきたはずの立体作品の一部が、過酷な環境に置かれている。駅や屋外で展示され、記者が現地で確認すると、ひび割れや剥離、サビなどで劣化が進んでいた。 大阪公立大中(なか)百舌鳥(もず)キャンパス(堺市中区)に、全体が赤茶色をした立体作品がある。校舎の入り口付近の屋外に置かれ、下は落ち葉の吹きだまりのようになっている。校舎の中から鑑賞してもらう狙いらしいが、窓ガラスの中央に施された模様で作品が見づらい。戦後の関西彫刻界をリードした森口宏一による「柱と

    大阪府「20世紀コレクション」 駅に屋外にアートの「墓場」 お粗末「活用」策、止まらぬ劣化 | 毎日新聞
  • 住宅で大麻草栽培の疑い 芸術家グループのメンバーら3人逮捕・送検 兵庫・相生市(ABCニュース) - Yahoo!ニュース

    兵庫県相生市にある住宅で大麻草を栽培していたなどとして、警察は芸術家グループのメンバー2人ら計3人を逮捕しました。 大麻取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、衣料品店従業員の松哲生容疑者(40)と、関西を拠点に活動する芸術家グループ「hyslom(ヒスロム)」のメンバー・吉田祐容疑者(36)、星野文紀容疑者(37)の計3人です。 3人は今年2月から7月までの間、松容疑者の知人から借りた相生市の住宅で、大麻草18株を営利目的で栽培した疑いが持たれています。 住宅からは大麻草のほか、乾燥大麻約4.7キロ(末端価格約2300万円相当)やコカイン約4.9グラムなどが押収されました。 警察によりますと、松容疑者が大麻草の栽培を指導していたとみられ、吉田容疑者らは栽培を手伝う見返りに、1日あたり9000円を受けとっていたということです。 松容疑者らは、警察に対し「3人で育てました」と、大麻の

    住宅で大麻草栽培の疑い 芸術家グループのメンバーら3人逮捕・送検 兵庫・相生市(ABCニュース) - Yahoo!ニュース
  • 経産省が「アートと経済社会について考える研究会」報告書 若手担当者が背景を語る - WWDJAPAN

    「アートと経済社会について考える研究会」報告書の表紙 「アートと経済社会について考える研究会」報告書の目次 「アートと経済社会について考える研究会」報告書の目次 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 「アートと経済社会について考える研究会」報告書から抜粋 経済産業省はこのほど、「アートと経済社会について考える研究会」の報告書を公開した。まずは委員に名を連ねる、個性豊かな芸術関係者の顔ぶれに驚く。彼らとの議論や識者へのヒアリング結果・分析に加え

    経産省が「アートと経済社会について考える研究会」報告書 若手担当者が背景を語る - WWDJAPAN
  • J・クーンズ氏作品、来場者が倒し粉々に 米マイアミ

    スペイン北部バスク地方ビルバオの美術館に展示された米アーティスト、ジェフ・クーンズの「バルーンドッグ(奥)」と「ラビット」(2003年2月14日撮影、資料写真)。(c)RAFA RIVAS / AFP 【2月19日 AFP】米マイアミのアートフェアで、米アーティスト、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)氏のガラス彫刻を来場者がうっかり倒し、粉々になる出来事があった。 粉々になったのは「バルーン・ドッグ」シリーズの青い小型サイズの作品。4万2000ドル(約560万円)相当の価値がある。 芸術地区ウィンウッド(Wynwood)で行われていたVIP向け内覧会での出来事で、中にはパフォーマンスアートや演出だと思った人もいた。クーンズ氏は会場にはいなかった。 作品のスポンサーであるベルエア・ファインアート(Bel-Air Fine Art)は地元紙マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)に

    J・クーンズ氏作品、来場者が倒し粉々に 米マイアミ
  • クリムトの「水蛇II」、60年ぶりに帰郷

    グスタフ・クリムト作「水蛇II」。オーストリア・ウィーンのベルベデーレ美術館にて(2023年2月2日撮影)。(c)JOE KLAMAR / AFP 【2月3日 AFP】オーストリアの巨匠グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の大作「水蛇II(Water Serpents II)」が、3日からウィーンのベルベデーレ美術館(Belvedere Museum)に展示される。同作の国内での展示は約60年ぶり。 ニンフ(妖精)と赤い蛇が描かれた「水蛇II」は初め、オーストリアのアートコレクターのシュタイナー(Steiner)一族が購入した。しかし、1938年のドイツによるオーストリア併合後、ナチス・ドイツ(Nazis)に略奪され、所有者は国外に逃れた。 ベルベデーレ美術館でのクリムトの展覧会を企画したキュレーター、マルクス・フェリンゲル(Markus Fellinger)氏によると、その後、

    クリムトの「水蛇II」、60年ぶりに帰郷
  • 日本や香港を抑え、韓国が「アジアの芸術ハブ」に進化する | 政府や大企業から手厚い支援、現代アートの「韓流ブーム」に世界が熱視線

    「世界的アートフェア」の開催地に ある日の午後、活気あるソウルの梨泰院(イテウォン)地区にできたばかりの4階建ての建物に、アート関係者がつめかけていた。ベルリンとパリに拠点を持つ、エスター・シッパー・ギャラリーのソウル支店がオープンしたのだ。 昨今のソウルでは、新しい美術館や海外のギャラリーが次々と開設し、大企業も現代アートに投資する。2022年9月には、英アート専門誌「フリーズ」がソウルでアートフェアを開催して大きな話題になった。120社ほどが出展し、世界中の芸術関係者が集まった。 これまでフリーズ・アートフェアはロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどで開催されてきた。ソウルのギャラリーに勤めるある男性は、「フリーズがアジアでの最初の開催地に、ライバルの日ではなく、韓国を選んだのを誇りに思う」と語る。ソウル生まれのアート・ディーラー、ジェイソン・ハーム(32)も興奮気味に、「サッカー

    日本や香港を抑え、韓国が「アジアの芸術ハブ」に進化する | 政府や大企業から手厚い支援、現代アートの「韓流ブーム」に世界が熱視線
  • アートは気候の敵か味方か? 「エコ・アーティスト」の活動から考える芸術の力 | 見る人の意識を高め、政治を動かした事例も

    美術館の有名作品を狙った、気候危機に対する抗議活動が、2022年には立て続けに起こった。そこでは、まるで気候の「敵」であるかのように扱われた芸術だが、そのような対立関係を作り出すことは正当だろうか。 芸術と環境保護の間には、もっと良い関係が存在する。米「アトランティック」誌は、芸術を通して環境問題の深刻さを訴えたり、実際に政治を動かしたりしてきた米国の「エコ・アーティスト」たちの取り組みを紹介する。 誤った二者択一 「芸術と生命、どちらが大事なのか?」──2022年10月、ロンドンのナショナル・ギャラリーで、抗議活動家のフィービー・プラマーは周囲の人にこのような挑発的な質問を投げかけた。その直前、プラマーは活動家の仲間たちとともに、ヴァン・ゴッホの『ひまわり』にトマトスープをかけ、片手を壁に強力接着剤でくっつけて絵の前にひざまずき、「ジャスト・ストップ・オイル」と書かれたTシャツを着て、美

    アートは気候の敵か味方か? 「エコ・アーティスト」の活動から考える芸術の力 | 見る人の意識を高め、政治を動かした事例も
  • 「女性による犯罪」をアートで伝える理由とは? ベルリンのグループ展キュレーターに聞く|ARTnews JAPAN

    「女性による犯罪」をアートで伝える理由とは? ベルリンのグループ展キュレーターに聞く 2023年1月19日 JAPAN 「母親らしくない行動」をしたから非難される。「女性だから」責任能力がない──。女性の罪は、法廷において女性性と絡めて見られることが多くある。ドイツのベルリンで2月19日まで開催されている「Guilty, guilty, guilty! Towards a Feminist Criminology」は、タブー視されがちな「女性の犯罪」に切り込んだグループ展だ。あえてアートからこのテーマを考察する理由を、キュレーターに聞いた。 「戦争は女の顔をしていない」とは、これまで耳を傾けられてこなかった第二次世界大戦に従軍した女性たちの物語をまとめたスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチののタイトルだ。それならば「犯罪は女の顔をしていない」とも言えるかもしれない。犯罪学のなかでも特に女

    「女性による犯罪」をアートで伝える理由とは? ベルリンのグループ展キュレーターに聞く|ARTnews JAPAN
  • Mount Ida─イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)撤去問題について

    Mount Ida─イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)について 岡﨑 乾二郎 2022年6月、ファーレ立川(東京都立川市曙町)立川高島屋に設置されていた、岡﨑 乾二郎彫刻作品「Mount Ida─イーデーの⼭(少年パリスはまだ⽺飼いをしている)」が2023年2月に撤去されるという計画が作者(岡﨑 乾⼆郎)に知らされました。計画の詳細は不明のまま、作者への提示も延期されてきました。このサイトはその経緯を掲載していましたが、高島屋S.C.は2023年1月17日に「移設・撤去含まず作品保存の方向で計画を見直す」方向であることを広報しました。詳細はまだ提示されておらず不明の点もありますが、高島屋S.C.の今回の決断を尊重し、経緯の掲載を取りやめます。高島屋S.C.のご賢慮と、この期間に発信された多くの方の意見、議論に感謝いたします。 In June 2022, Okazaki Ken

    Mount Ida─イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)撤去問題について
  • 【対談】福武英明×内藤礼 幸せの定義を拡張する「人×自然×アート」の可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    「これから生まれてくる人、そして先に逝った人からの眼差し」──。 福武總一郎の言葉「経済は文化の僕である」を体現した小さな島のプロジェクト。 四国・瀬戸内海の島々を舞台とするベネッセアートサイト直島。世界中から多くの人が訪れ「現代アートの聖地」と呼ばれる。 豊かな海と山々に囲まれた世界随一の自然を抱くこの地域だが、昭和初期には製錬所から排出される亜硫酸ガスの影響で周辺ははげ山が広がっていた。また、豊島は1975年から90年までの間、日最大級の産業廃棄物不法投棄事件の場所として知られていた。 1990年代、ベネッセホールディングス会長で公益財団法人 福武財団理事長である福武總一郎が、高度成長と過度の都市化の犠牲となった島々の惨状に憤りを感じ、現代美術を武器に抵抗する、として始まったのが、このアートプロジェクトだ。 経済の繁栄だけを目的化すると、かえって人は不幸になる。文化、すなわち「人々が

    【対談】福武英明×内藤礼 幸せの定義を拡張する「人×自然×アート」の可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性|Tokyo Art Beat

    飯⼭由貴《In-Mates》《In-Mates》は、26分46秒の映像作品。作の概要として、小田原のどかによる解説を以下に引用する。 《In-Mates》は、1945年に空襲で焼失した精神病院・王⼦脳病院(東京)の⼊院患者の診療録に基づくドキュメンタリー調の映像作品だ。王⼦脳病院には、1930〜40年まで⼊院し、院内で病没した2⼈の朝鮮⼈患者の記録が残されていた。 作では、同院の診療録に記録された2⼈の朝鮮⼈患者の実際のやりとりに基づき、ラッパー・詩⼈で在⽇コリアン2.5世であるFUNIが、⾔葉とパフォーマンスによって彼らの葛藤を現代にあらわそうと試みる姿が記録されている。 また作品内では、当時の時代背景へ学びを深めるため、FUNIと飯⼭が精神医学史と歴史学のレクチャーを受ける様⼦も収められている。歴史学については、外村⼤が講師を務めた。 飯⼭はこれまでも、精神医療と⾃らの家族、障害者

    東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性|Tokyo Art Beat
  • 国際交流基金事業をめぐって

    つい数日前に、国際交流基金が主催するオンライン展覧会で予定されていた、在日精神病患者についての映像作品の発表が、基金の判断によって中止されたというニュースを読んだばかりでした。この記事によると、中止の理由としてあげられているのは、①暴力的な発言や歴史認識を巡って非生産的な議論を招きかねない場面が含まれるものだった、②全編を通して視聴すれば必ずしも懸念はあたらないのかもしれないが言葉は独り歩きしてしまう可能性がある、③主催者としては、作品に関してどこをどう修正すべきかといった指示はできないと考えている、④展覧会の開催日時も迫っており今後改めて協議を重ねる時間もない、という4点です。 ①に関しては、議論が生産的か否かは誰がどう判断するのか?議論を「招きかねない」との曖昧な推測に基づいて作品の発表を中止することで、生産的な議論をもあらかじめ封じ込めてどうするのか?国際関係にかかわる難しい問題にも

  • 焦点:「複製不能」時代のデジタル芸術、10秒の作品が7億円に

    アイテム 1 の 4  オンラインで無料視聴が可能だった10秒間の動画作品に約6万7000ドル(約716万3000円)を投じた、マイアミの美術収集家パブロ・ロドリゲス・フレイル氏。イタリアのコモ湖で撮影、提供写真(2021年 ロイター/Pablo Rodriguez-Fraile/Handout via REUTERS) [1/4] オンラインで無料視聴が可能だった10秒間の動画作品に約6万7000ドル(約716万3000円)を投じた、マイアミの美術収集家パブロ・ロドリゲス・フレイル氏。イタリアのコモ湖で撮影、提供写真(2021年 ロイター/Pablo Rodriguez-Fraile/Handout via REUTERS)

    焦点:「複製不能」時代のデジタル芸術、10秒の作品が7億円に
  • 制作の問題系を引き受けるために gnck.net

    稿は、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」の出展作品についてのテキストであるが、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」が掲げた「不寛容」「分断」という、キュレーションのレベルでの検討や、「表現の自由と検閲」「表現の自由と弾圧」「表現の自由と脅迫」といった問題系、あるいは、「炎上と社会の分断」についての検討は別の機会に譲る。しかしながら全ての作り手への暴力に対する怒りを、まずここに表明する。 あいちトリエンナーレ2019は、「炎上」あるいは「(政治)問題化」することによって多くの耳目を集め、芸術についてのコミュニケーションをある側面では加速させ、しかし多くの側面では困難にさせている[1]。そして、その困難は、トリエンナーレが全く視野に入れていなかったものではなく、キュレーションの方向性としてそもそも見据えていたはずのものであるというのは、実際に鑑賞してみれば明らかだ[2]。しか

  • ある黒人キュレーターの告発から見えた、白人多数のアメリカ美術界の問題

    ある黒人キュレーターの告発から見えた、白人多数のアメリカ美術界の問題今月初め、グッゲンハイム美術館が「Blackout Tuesday」に賛同したことに、ツイッター上で強く反発した人物が注目を集めた。それは同館で昨年ゲスト・キュレーターを務めたチェードリア・ラブビエだった。同館と彼女のあいだに何があったのか。その背景を追ってみる。 文=國上直子 グッゲンハイム美術館 Photo by David Heald (C) Solomon R. Guggenheim Foundation, New York. 美術館における多様性の実情 ミネアポリスの警察官によってジョージ・フロイドが殺害されたことをきっかけに、全米各地で大規模な「Black Lives Matter」を掲げた人種差別への抗議行動が起こっているのを受け、企業や組織などが、相次いでこの動きへの支持を表明している。 美術界もこの流れに

    ある黒人キュレーターの告発から見えた、白人多数のアメリカ美術界の問題
  • 「ひろしまトリエンナーレ」の「中止」はもっとも悪い選択―-The Way We Were(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    広島・尾道水道の朝。「芸術の自由」の夜明けは…(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) 1 延期でも開催方式の変更でもなく「中止」広島県は芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020」を中止とする決定を下した。その理由は、新型コロナウィルス感染拡大防止を受けてのものだという。県は、新型コロナの感染拡大により、「現地での滞在型創作活動などの準備が進まない」「誘客促進が難しい」ことを中止の理由としているという。 「ひろしまトリエンナーレを中止 感染拡大で、9~11月開催予定」共同通信4/10(金) 配信 「ひろしまトリエンナーレ中止 コロナ感染拡大受け」朝日新聞デジタル4/10(金) 配信 この芸術祭については、県が実行委員会とは別に、展示内容を選定する「アート委員会」を新設する方針を固めていた。この方式に対して、作家や芸術関係の専門家から強い批判の声が上がっていた。 「ひろ

    「ひろしまトリエンナーレ」の「中止」はもっとも悪い選択―-The Way We Were(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 文化芸術、スポーツへの救済は? 安倍首相「税金で補償はなかなか難しい」

    安倍晋三首相は3月28日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策などについて説明した。 会見では、イベント中止などが余儀なくされている文化芸術、スポーツ関連事業者への救済措置についても質問が及んだ。政府はイベントの延期や中止などを要請しているが、それによって生じた損失の補償制度は提言していない。

    文化芸術、スポーツへの救済は? 安倍首相「税金で補償はなかなか難しい」