前回記事 www.zero-position.com 前回記事で紹介した野中寺(やちゅうじ、大阪府羽曳野市野々上)に伝えられる金銅弥勒菩薩半跏像(国指定重要文化財)。 台座に刻まれたこの仏様の由来銘文の中に『中宮天皇』という日本正史では伝えられない天皇の名があることを紹介しました。 これを考えるのに、この弥勒菩薩半跏像が制作されたと考えられる666年前後の歴代天皇と、主要な登場人物をマッピングしてみました。 (関連資料とWikiを参考にしました。以下、当ブログでは第40代天武天皇の前、39代までは大王・おおきみと呼称しています。また区別のため女性の大王は女帝としています) 飛鳥時代の有名どころが続々と登場しています。 大王としての在位期間もわかるようにしておきました。 野中寺 弥勒菩薩半跏像が制作された666年前後の歴代天皇(1) 斉明(皇極)女帝は、舒明大王とは連れ子で再婚だったんですね