前回のお話 釜茹でしらすの話を聞いたことがきっかけで、脳内会議を始めてしまったナメ江さん。 “数の子の卵、一粒一粒には意識があるように感じる“ そんな話を聞いたナメ江さんは、しらすにそのイメージを重ねてしまうようになりました。 “しらすガ、コチラヲ、見テイル“ しらすに対し、薄気味悪さのようなものを感じてしまったようです。 “急二食ベナイ何テ言ッタラ、悪ク思ワレルカシラ?親切デ、言ッテクレテイルノニ“ 一人会議に没頭しているナメ江さんを、フロ次さんとスネ文さんは静かに見つめていました。 優しいフロ次さんは、ナメ江さんが何に思い悩んでいるのか一生懸命考えています。 一方笑い上戸気味のスネ文さんは、ナメ江さんとフロ次さんの様子を見るとなんだかおかしくなるようです。 この雰囲気が少しツボみたい。 「ウププ、ナメ江サン、膨ランデキテイル」 実はナメ江さんは、この脳内トークを放置しておくと頭がパンパ