2012年11月08日 12:06 「誤審」をめぐる議論のまとめと私見(下)|野球史 Tweet 4)機械導入について いろいろなスポーツでVTRの導入が進んでいる。大相撲は、大鵬の45連勝が途切れた戸田(のちの羽黒岩)との取り組みが契機となって、1969年から導入された。大相撲はNHKがVTRを導入したことよって、誰の目にも誤審がはっきり分かるようになったことが、ビデオ判定導入のきっかけとなった。 相撲の場合、試合(取組)が済んでからのビデオ判定であり、「試合の流れを止める」ということはない。また取り組みに「物言い」をつけることができるのは、一応第三者である審判と力士だけである。行司、審判の権威は保持されていると考えることができよう。 テニスは2006年からラインのインアウトについてビデオ判定が導入された。選手は1セットにつき3度までビデオ判定を要求できる(チャレンジ)。 ビデオ判定導入