電子書籍と言えば「アマゾンキンドル」などの個人で購入するものをイメージする人が多いのではないでしょうか? 実は電子書籍は借りることもできるのです。電子書籍を貸してくれる「電子図書館」が現在、欧米や東南アジアで加速度的に成長しています。ついには通常の図書館と肩を並べるほどの利用者数へ。 世界ではスタンダードとなりつつある電子図書館ですが、日本では全然知られていません。今後、日本には電子図書館普及の兆しはあるのでしょうか。 今回は日本や海外における電子図書館の最新事情について詳しく紹介していきます。 海外の「電子図書館」事情 欧米で最も電子書籍が普及しているのはアメリカです。 アメリカ公立図書館は貸し出し用の電子書籍をここ近年で一気に増やしています。図書購入予算全体の10%近くまで伸びているのです。電子書籍購入の予算が増えていることにより、紙の本の予算が急激に減らされています。 アメリカだけで
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