情報漏洩のリスクとシステムに不安あり 「任意」で作ればいいはずの「マイナンバーカード」を強制的に国民に作らせるためとしか考えられない理由で、従来の「健康保険証」を廃止してマイナンバーカードと一体の「マイナ保険証」へ誘導している政府ですが、そのマイナ保険証には様々な問題があることについてはこの連載で繰り返し伝えてきた通りです。 利用者の私たち国民にとって心配なのが情報漏洩のリスクですが、既にそれも現実のものになってしまいました。 去る5月12日には、マイナ健康証を医療機関で利用した際に、他人の診療情報が閲覧されたという事態が発生したのです。しかも、それに対する政府の説明は「入力時にミスがあって別の人の情報がひも付いたケースだと認識している。今後はそうしたことが起こらないよう、入力時に十分配慮する」と、まったくの他人事のような言い方。 しかも5月23日には、年金などの公金を受け取る口座が別人の
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