自民党和歌山県連は1日午後、和歌山市内のホテルで会議を開き、二階俊博元幹事長の三男・伸康氏(46)を次期衆院選の新・和歌山2区の候補者として擁立する方針を決めました。 和歌山県連の山下直也幹事長は会議後、記者団に対し「満場一致で決めた。(二階氏の)決意表明に対して大きな拍手が起きた。皆さんの大きな期待の表れだ。厳しい戦いになると思うがしっかり後押しする」と話しました。 次期衆院選では「10増10減」の選挙区調整で、和歌山県の選挙区は1減となり、長年にわたって二階元幹事長が守ってきた現在の和歌山3区は、和歌山市など北部の3市を除いた全市町村を選挙区とする新・和歌山2区となります。 この新2区について、当初、和歌山県連は二階元幹事長を擁立する方針でした。しかし、二階元幹事長は自身の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題で、東京地検特捜部に会計責任者が在宅起訴されたほか、秘書も略式起訴され、3