ミュージカル化で話題を呼んだ、京極夏彦原作の『魍魎の匣』(講談社文庫)に続き、京極夏彦原作の百鬼夜行シリーズからのミュージカル化二作目、ミュージカル『鉄鼠の檻』。 前作に続き、小西遼生演じる京極堂ほか百鬼夜行シリーズお馴染みのキャラクターに扮する魅力的なキャストたちが登場。今回も同シリーズの中から「読む隕石」とも称される本作が、演出家・板垣恭一の手によってミュージカル化される。作曲・音楽監督の和田俊輔が新たに本作の世界観を体現する。 (Wキャスト 横田龍儀出演回を放送) <あらすじ> 舞台は昭和28年初春。古物商を営む今川雅澄は、明慧寺の僧侶、小坂了稔から〈世に出ることはあるまじき神品〉を買い取って欲しい、との依頼を受け、箱根山中の「仙石楼」に投宿する。食客として逗留していた老医師、久遠寺嘉親と碁を打つ日々を送りつつ、了稔からの続報を待つ今川。 しかし、そんな彼の前に突如現れたのは、座禅を