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  • 安倍前首相の公設秘書ら20人近く事情聴取 「桜を見る会」疑惑で本気モードの検察 | AERA dot. (アエラドット)

    「桜を見る会」疑惑で秘書らが検察から事情聴取された安倍前首相(C)朝日新聞社 「桜を見る会」をめぐり東京地検特捜部が安倍晋三前首相の公設第一秘書らを任意で事情聴取した問題が波紋を投げかけている。公明党の山口那津男代表は11月24日の会見で、「人自身の説明責任はある」との考えを示した。 【写真】「桜を見る会」にはNo.1キャバクラ嬢も招待されていた 一方、安倍前首相は同日、「告発を受けて捜査が行われていると承知している。全面的に協力していく。それ以上のことをお答えすることは控えたい」と国会内で記者団に答えた。 捜査が行われているのは、安倍前首相の政治団体「安倍晋三後援会」が東京都内のホテルで主催していた「桜を見る会」前夜祭での資金の流れだ。 前夜祭は「桜を見る会」の前日に、安倍氏の選挙区・衆院山口4区の有権者などを対象に開催された。2015年から2019年の5年間で、会場となったホテルへの

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  • 「コロナは自己責任だと思っていた」国会議員初の感染者・高鳥修一氏が語る差別解消法への思い | AERA dot. (アエラドット)

    高鳥修一衆院議員 「これまで、新型コロナウイルスにかかるのは感染者の『自己責任』だと思っていました。けれど、自分が感染してみて初めて、その認識は誤りだったと気付きました」 【親にできる子どもの「コロナいじめ」防止3カ条】 こう語るのは自民党の高鳥修一・衆院農林水産委員長だ。現職の国会議員として初めて新型コロナウイルスへの感染を公表。9月18日に入院、10月2日に医師の判断のもと退院した。 感染経験を機に、現在はコロナ感染者・医療従事者と家族を偏見や差別から守るための法案を議員立法で今国会に提出する準備を進めている。感染を通し気づいた“誤り”とは何だったのか。 ──コロナに感染する前はどのような仕事をしていたのでしょうか。 自民党筆頭副幹事長兼総裁特別補佐という立場で、給付金など新型コロナウイルス関連の経済対策について、安倍前首相に官邸で説明をする立場にいました。 仕事を通じ日々コロナ関連の

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  • 「MIU404」女子高生拉致シーンにジェンダーへの配慮 脚本家・野木亜紀子が明かす裏側 | AERA dot. (アエラドット)

    「MIU404」のひとコマ。右から綾野剛演じる伊吹、麻生久美子演じる隊長の桔梗、星野源演じる志摩。「MIU404」はParaviで配信中。DVD&Blu-rayは12月25日発売 野木亜紀子(のぎ・あきこ)/1974年生まれ。代表作にドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(海野つなみ原作)ほか。2018年のドラマ「アンナチュラル」で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。映画「罪の声」が10月30日から公開 連続ドラマ「MIU404」や「逃げるは恥だが役に立つ」などヒットドラマを手がけた脚家の野木亜紀子さん。作品自体の魅力はもちろん、そのジェンダー観でも視聴者を引き付けている。AERA 2020年11月2日号では、野木さんにドラマに込めた思いなどを聞いた。 【写真】脚家の野木亜紀子さん *  *  * ――6月から9月にかけて放送された「MIU404」。綾野剛・星野源を主演に、警視庁機動捜査隊を舞台

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  • 菅首相「私はリストを見ていない」は“致命的な失言” 奇妙な会見を生んだ官房長官時代の「失敗」とは | AERA dot. (アエラドット)

    学術会議が推薦した6人をなぜ任命から除外したのかを説明しない菅首相。官邸前では人々が抗議の声を上げた/10月6日 (c)朝日新聞社 菅首相の学術会議任命拒否問題が大きな波紋を呼んでいる。首相がリストを「見ていない」という発言も飛び出し収束はつきそうにない。AERA 2020年10月26日号で掲載された記事を紹介。 【写真】任命拒否に大きく関与したと言われる官僚はこの人 *  *  * 日学術会議が推薦した候補者105人のうち、新会員候補6人が任命されなかった問題が政権の足元を揺るがしている。発足直後は70%超あった支持率は、わずか数日で50%台まで急降下。菅義偉首相は、自民党の主要5派閥を後ろ盾に鳴り物入りで総理の座を射止めたが、今日まで単独会見も所信表明演説もせず、戦でいえば初陣すら果たせていない。26日からいよいよ始まる臨時国会を前に、準備段階で墓穴を掘った格好だ。 ■「パンケー

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  • 安倍時代の「桜を見る会」疑惑が菅政権に直撃 ジャパンライフ摘発で加藤官房長官、麻生副総理の名前も  | AERA dot. (アエラドット)

    「桜を見る会」での一コマ(C)朝日新聞社 安倍晋三前総理の「桜を見る会」で疑惑が取り沙汰された「ジャパンライフ」に捜査のメスが入った。 【写真】「桜を見る会」にはNo.1キャバクラ嬢も招待されていた 磁石を使用した健康商品の販売会社・ジャパンライフ(現在破産手続き中)について、警視庁は顧客にウソの説明をして現金をだまし取った詐欺容疑で、元会長の山口隆祥容疑者(78)ら14人を逮捕した。 ジャパンライフは全国7000人の顧客から、約2400億円を集めていたとされ、被害はさらに拡大するとみられる。 前総理主催の「桜を見る会」の招待状を、販売促進に使っていたことが国会で判明。招待状などをコピーしたジャパンライフの資料には <安倍総理から山口会長に『桜を見る会』のご招待状が届きました> と記され、国会で大問題になっていた。 「全国で開催するセミナーで、招待状を見せ、顧客を信用させて、 多額のカネを

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  • 河井前法相が公判後に弁護団を突然解任 衆院解散に備え、出馬準備訴えてキレる | AERA dot. (アエラドット)

    河井克行氏/(c)朝日新聞 「弁護人ではない。“だった”人。はははっ」。突然の弁護団の解任だった。公職選挙法違反(買収など)の罪に問われている前法相の河井克行被告との案里被告の8回目の公判が9月15日、東京地裁であった。閉廷後、記者を前に、克行被告の弁護団だった一人の弁護士がそう自虐的に切り出した。 【写真】河井案里氏 この日、マスクをした克行被告は少し気の抜けたような眼をして入廷。同じくマスクをした案里被告は笑顔を作っているように見えた。公判では検察側の証人尋問があり、公設秘書が「(参議院選の公示前の集会は)案里氏を当選させるための依頼だと思っていた」などと証言。公判は正午過ぎに終わった。 そのわずか15分後、克行被告は弁護団に対し、「申し訳ありませんが、解任させていただきます」と淡々と話したという。 解任理由には公判に対する焦りもあったようだ。今回は100日以内に判決を出すことが求め

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  • 菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発「役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている」 | AERA dot. (アエラドット)

    ふるさと納税制度を主導した菅義偉官房長官(c)朝日新聞社 平嶋彰英・立教大特任教授(撮影 西岡千史) 自民党総裁選が9月14日に投開票となる。現時点では、国会議員票の約7割を固めた菅義偉官房長官が選挙戦を優位に進めている。 【実名告発をした元総務官僚の平嶋彰英氏】 その菅氏が選挙戦で実績としてアピールしているのが、ふるさと納税制度の導入だ。菅氏は、総務相時代の2007年に制度の創設を表明し、2012年に官房長官に就任してからは控除の限度額を倍増させた。 ふるさと納税は、基礎控除(自己負担額)の2000円を除き、寄付した金額がそのまま税額控除される。さらに、寄付先の自治体から寄付金額に応じた返礼品が届くので、寄付をすればするほど寄付者が“もうかる”仕組みだ。 この制度に反発したのが、地方税を所管する総務省だ。ふるさと納税は自治体間の返礼品競争を招くとともに、高所得者ほど節税効果が高まる。しか

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  • 安倍首相の成蹊大学時代の“恩師”が苦言 「首相としてもう少し知的になってほしかった」 | AERA dot. (アエラドット)

    成蹊大学名誉教授の加藤節氏(C)朝日新聞社 大学時代の友人とゴルフを楽しむ安倍晋三首相(C)朝日新聞社 成蹊大学名誉教授の加藤節(たかし)氏は、同大法学部の教員として2013年に退職するまで40年以上教壇に立ち続けてきた。数多くの学生を指導してきたが、その中に若き日の安倍晋三首相もいた。法学部政治学科の学生だった安倍首相は在学時に加藤氏の「政治学史」を必修科目として履修しているというが、加藤氏は「『優』や『不可』をつけた記憶がないから目立たない学生だったのだろう」と振り返る。そんな加藤氏からみて、「教え子」でもある安倍首相の電撃辞任と7年8カ月の政権運営はどう映ったのか。 【写真】成蹊大学時代の友人とゴルフをする安倍首相の姿はこちら *  *  * ――まず安倍首相の突然の辞任について、どう思われましたか。 加藤氏 難病を抱えていたのだから、当はもっと早く辞めるべきだったのかもしれません

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  • 戦わぬまま餓死・病死5千人…見放されたメレヨン島、何が生死を分けた? | AERA dot. (アエラドット)

    軍が設営した島・フララップ島の滑走路=2003年、友松撮影 戦後初の引き揚げ船で大分・別府港に着いたメレヨン島からの復員兵=1945年9月 (c)朝日新聞社 メレヨン島の海岸に残る日海軍の砲身=66年、遺骨調査団撮影 (c)朝日新聞社 戦死者約300万人の太平洋戦争末期、一度も格的な戦闘をしないまま、兵士の7割以上、約5千人が命を落とした島がある。ほとんどが餓死か病死だったという。何が生と死を分けたのか? ノンフィクションライター・友松裕喜氏が真相を追った。 【写真】戦後初の引き揚げ船で大分・別府港に着いたメレヨン島からの復員兵 *  *  * 赤道に近い北緯7度東経143度、太平洋のメレヨン島=ウオレアイ環礁は、東西約8キロ、南北約5キロに海抜約3メートルの約16の島が点在している。 久米宏氏が出演していたテレビ朝日「ニュースステーション」のディレクターとして、2001年、私は

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  • 王子様がいつの間にか名脇役へ 及川光博「半沢」好演の裏に自己プロデュース力 | AERA dot. (アエラドット)

    ドラマ「半沢直樹」でも名脇役っぷりを発揮する及川光博(C)朝日新聞社 8月9日に放送された「半沢直樹」(TBS系)の平均世帯視聴率は22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、関西地区では最高視聴率29%、四週連続で大台をキープしている。堺雅人の力の入った演技をはじめ、香川照之や市川猿之助などアクの強い“顔芸”が劇中で幅を利かせるなか、癒しとなっているのが及川光博(50)扮する半沢の同期・渡真利忍だ。 【写真】国交省大臣役として存在感を見せつけた「江口のりこ」の貴重なショット 半沢の無茶なお願いごとに、何の見返りがなくてもスマートに協力する姿にはファンも多く、SNSでは「渡真利の情報網がすげぇ」「渡真利マジで1番いいキャラしてる好き」などといった声があがっている。 実は及川は、現在22年連続で連ドラに出演中なのをご存じだろうか。木村拓哉と共演した「グランメゾン東京」(TBS)で演

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  • 質問に答えない安倍首相を共犯者メディアが守る戦後75年の“報道事変” | AERA dot. (アエラドット)

    記者会見する安倍晋三首相=2020年8月9日午後、長崎市 (c)朝日新聞社 事前に記者から質問を集め、想定問答を読み上げるスタイルに批判を浴びてきた安倍晋三首相の記者会見。8月6日の広島での会見では、事前通告のない質問をする記者を官邸職員が妨害して制止。ついに質問妨害が、実力行使に発展した。新著『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)の著者で、朝日新聞政治記者として取材現場を知る新聞労連委員長・南彰氏が、特別に寄稿した。 *  *  * ついに質問妨害が、実力行使に発展した。 原爆投下から75年を迎えた8月6日。広島で行われた安倍晋三首相の記者会見での出来事だ。 首相側は事前に準備された4つの幹事社質問への答弁の「台」を読み上げて、15分あまりで記者会見を一方的に打ち切ろうとした。 首相の正式な記者会見は49日ぶり。官邸記者クラブ(内閣記者会)は、幹事社以外の質問にも応

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  • 東京都医師会・尾崎治夫会長が激白「国民の命が侵されるならば、たとえ安倍総理でも意見する」 | AERA dot. (アエラドット)

    尾崎治夫(おざき・はるお)/1951年、東京都生まれ。順天堂大学卒、医学博士。東京都医師会副会長を経て、2015年から会長に。東京都東久留米市で「おざき内科循環器科クリニック」を開業(撮影/写真部・小黒冴夏) AERA 2020年8月24日号より 「大都市は感染の火だるまだ」。そう警鐘を鳴らす、東京都医師会の尾崎治夫会長。先月末には会見で、「良識のある国会議員のみなさん、コロナに夏休みはない。国会をひらき、国がすべきことを国民に示してほしい」と早急な対応を訴えた。AERA 2020年8月24日号では、その尾崎会長が誌の単独インタビューに応じた。都民や国民の命を守るために、国会議員に強く呼びかけたこととは――。 【尾崎治夫会長が訴える「今すぐ必要」な三つの対策はコチラ】 *  *  * ──新型コロナウイルスの感染拡大が7月以降、止まりません。東京は連日200人を超え、大阪、愛知、沖縄など

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  • 「桜を見る会」、安倍昭恵夫人の事業へ出資も  IR汚職で証人買収で逮捕された秋元議員の支援者の正体 | AERA dot. (アエラドット)

    2019年4月の「桜を見る会」に出席した安倍晋三首相と昭恵夫人(C)朝日新聞社 保釈され、衆院会議に出席した秋元司被告 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)汚職をめぐり、収賄罪で起訴された衆院議員の秋元司被告の事件で新展開があった。 【写真】政治資金パーティを開くなど活発に動く秋元被告 東京地検特捜部は8月4日、秋元被告に現金を渡した贈賄側の被告らに「裁判で秋元被告に有利な証言すれば、報酬を渡す」などと偽証をもちかけた3人の会社役員、淡路明人容疑者、佐藤文彦容疑者、宮武和寛容疑者を組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で逮捕した。 淡路容疑者と佐藤容疑者は6月27日に沖縄県那覇市のホテルで秋元被告へ現金を渡したとされる贈賄側の中国企業「500ドットコム」元顧問、紺野昌彦被告に1千万円、翌日には2千万円を提供すると申し出たという。 宮武容疑者は7月に同じ中国企業の元顧問、仲里勝憲被告に数百

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  • 産経新聞32回、NHK22回に朝日新聞は3回…官邸が進める露骨な「メディア選別」の弊害 | AERA dot. (アエラドット)

    改正新型インフルエンザ等対策特別措置法を受けた記者会見で、質問する記者を指名する安倍晋三首相=2020年3月14日 (c)朝日新聞社 台どおりの進行があらわとなり、“台”営発表と揶揄された首相記者会見。首相官邸に権力を一極集中させる安倍政権は、メディアにこれまでの取材慣例の限界も突きつけている。 【アンケート結果】テレビを見ていて信用できないと思う人1位は? 朝日新聞政治記者として取材現場に精通する新聞労連委員長・南彰氏の著書『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)から、一部を抜粋・改編してお届けする。 *  *  * 第2次安倍政権は、官邸主導でこれまでの取材の慣例を大きく変えていった。 安倍官邸は2013年1月、歴代内閣が自粛していた単独インタビューを積極的に行う考えを官邸記者クラブに伝えた。 「単独インタビュー」への歯止めは、首相がメディアを選別しないための慣例

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  • 東浩紀「ネット世論に耳を傾けすぎる政府が導く無責任と不安定というリスク」 | AERA dot. (アエラドット)

    東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授など歴任のうえ現職。著書に『動物化するポストモダン』『一般意志2・0』『観光客の哲学』など多数 ※写真はイメージ(gettyimages) 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 *  *  * 西田亮介氏の新刊『コロナ危機の社会学』(朝日新聞出版)を読んだ。この数カ月の日政府のコロナ対策を、各種資料をもとに整理し検証した時宜を得た出版だ。 著者の問題意識は「感染したのはウイルスか、不安か」という副題に明確に示されている。WHOが「インフォデミック」と名づけたように、SNS時代初めての世界的

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  • 派遣社員が見つけたコロナ禍での自由 正社員は「しんどそう」 | AERA dot. (アエラドット)

    生み出したスペースに満足気に収まる山下泰平さん(写真提供:山下泰平) 人づきあいや見栄・虚飾は一切なし。明治時代の「簡易生活」は究極のシンプルライフだ。その実態を描いた書籍『簡易生活のすすめ――明治にストレスフリーな最高の生き方があった!』の著者・山下泰平さんは、常々「正社員はつらそう」だと感じているという。その真意とは? 【年収300万円でも3人子持ちのシングルマザーと暮らす就職氷河期世代の男性】 ■正社員はパフォーマンスを発揮するのが難しい 僕の業は、とある組織のシステム管理です。雇用形態は、正社員ではなく、派遣社員。組織に所属してはいますが、そのなかにどっぷり浸かっているわけではないので、一歩引いた視点から働く環境を見ることができます。そのせいか、同僚として働く正社員たちに対して、少しだけ同情的な思いを抱いています。 もっともつらそうだなと思うのが、職場がパフォーマンスを十分に発揮

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  • 本誌スクープ、国会で追及 竹中平蔵氏と首相諮問会議の“闇” | AERA dot. (アエラドット)

    竹中平蔵氏 (c)朝日新聞社 国会で追及が始まった。アベノミクスの成長戦略を議論する未来投資会議(議長・安倍晋三首相)で、民間議員の一人であるオリックス社外取締役の竹中平蔵東洋大教授が、1月15日に官僚を集めて開催した“秘密会議”。誌が5月8・15日号で報じたものだ。 会議では、国土交通省の官僚が竹中氏に対し、非公表の内部資料を提供。そこには、国が管理する空港の民間運営事業について、国交省が<運営権対価の期待値を申し上げる話になる>として、竹中氏への開示をためらっていた数字などが書かれていた。資料の開示は、竹中氏の強い要求で実現した。 オリックスは、関西空港などの民間運営事業に参入している。これには、自民党議員からも「明らかな利益相反行為だ」との声があがっている。 同会議の運営要領は、会議で使用された資料や議事要旨は原則公開することを定めている。竹中氏が会長を務める同会議の分科会「構造改

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  • 「ざまあみろ」と法務官僚 安倍首相へ二階幹事長が検察庁法改正案断念の引導を渡した狙い | AERA dot. (アエラドット)

    5月18日午後、自民党役員会に臨む安倍晋三首相と二階俊博幹事長(C)朝日新聞社 呉越同舟の稲田伸夫・検事総長(左)と森雅子法相(C) 朝日新聞社 「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグがTwitter上で大流行し、大揺れだった安倍政権。小泉今日子さんら芸能人を中心にした反対世論に押され、安倍晋三首相は18日午後、今国会での検察庁法改正案の成立断念に追い込まれた。 【写真】森法相と「危険な関係」の検察トップはこちら 安倍首相は自民党の二階俊博幹事長と会談後、「国民の理解なしに前に進めることはできない」と検察庁法改正案を先送りする方針を官邸で表明した。自民党幹部がこう嘆く。 「新型コロナウイルス感染拡大で、不要不急の自粛を国民に呼び掛けていた安倍首相が矛盾することを国会でやらかした。国民に反発されても仕方ないだろう。安倍官邸は数の力を背景に強引に強行採決しようとし、撤回に追い込まれたん

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  • コロナで突然の解雇「不安で吐きそう」という52歳男性に、鴻上尚史が吐露した苦しい胸の内と「絆と感謝と敬意」では乗り越えられない現状の悲惨さ (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

    コロナ禍、「15年間勤務した飲店から解雇を告げられた」と吐露した52歳の男性。「まだに言えていない」と苦しむ相談者に鴻上尚史が伝えた「絆と感謝と敬意の精神論だけでは乗り越えられないもの」とは。 【相談67】今日、解雇を言い渡されました。まだにも言えず、不安で吐きそうです(52歳 男性 ルーぺ) 今日、15年働いてきた飲店から、解雇を言い渡されました。もちろんその理由は、新型コロナウイルス感染拡大による客の激減です。2月くらいは、1、2カ月ですぐにおさまるだろうと期待していましたが、3月くらいから客が激減、緊急事態宣言で、夜の予約はほぼキャンセルとなりました。こうなるだろうと予想していましたが、実際に言い渡されたときは目の前が真っ白になりました。 店主は申し訳なさそうに、「このままじゃ家賃が払えない。店はたたむかもしれない」と言っていましたが、もう少し頑張れなかったのかと怒りが湧き上

    コロナで突然の解雇「不安で吐きそう」という52歳男性に、鴻上尚史が吐露した苦しい胸の内と「絆と感謝と敬意」では乗り越えられない現状の悲惨さ (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
  • コロナ禍直撃の大規模握手会 AKBや坂道、接触文化消滅か | AERA dot. (アエラドット)

    第69回NHK紅白歌合戦で、「帰り道は遠回りしたくなる」を披露した乃木坂46=2018年12月31日 (c)朝日新聞社 新型コロナウイルスの影響がエンタメ界にも及ぶ中、注目されているのはAKB48、SKE48などの“48グループ”や乃木坂46、欅坂46などの“坂道シリーズ”といった、秋元康氏プロデュースの大人数アイドルグループの握手会の行方だ。 「AKBや坂道系のグループは、ファンがCDを購入することで参加できる巨大握手会の開催によって連続してミリオンを生み出す。そんな構造が10年以上続けられてきました」 とアイドル評論家の中森明夫さんが解説する。しかし、その大規模握手会が、大きなネックとなってしまっている。 「握手会は巨大な会場で開かれ、万単位のファンが訪れます。『密』を避けるためには、現実的に開催は当面無理です。たとえばAKB48の握手会は、現時点ですでに何回分かが延期になっていますが

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