タグ

ブックマーク / amamako.hateblo.jp (8)

  • 創作者のミソジニーが「表現の自由」を自壊させていく - あままこのブログ

    note.com 前回の記事では、小島氏の記事に対し批判はしましたが、小島氏が参照する上記の記事については批判しませんでした。なぜかといえば、小島氏の記事についてはまだ一片の正しさがあり、そしてそれ故にきちんと論難しなくてはならないと思えるものでしたが、この「さいたま」氏の記事については、ただの下劣な、女性オタクに対する憎悪扇動であり、論ずるに値しない程度のものであると考えたからです。 ただそうやってこの記事をやり過ごせるのって、結局僕が上記の記事で憎悪の対象とされるような女性オタクではない、男性としての特権を持っているからなわけです。そう考えると、僕がこの記事をきちんと批判しないことも、特権性に対する居直りではないかと考えるので、今回はこの記事を批判します。 批判の要点は次の2つです。 「女性は論理より感情を優先するからお気持ちを喚く」「男性は論理的だからお気持ちなんて喚かない」という決

    創作者のミソジニーが「表現の自由」を自壊させていく - あままこのブログ
  • 「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ

    orangestar.hatenadiary.jp 上記の記事では「新海誠好きの元彼」という同人誌を企画したが、その後批判を受けて企画を延期した三宅香帆氏 note.com への、批判とも愚痴ともつかないような文章が書かれているわけですが、 正直全く同意できませんでした。 なぜなら、小島氏の上記の記事には「表現とは自分が覚悟さえすればどんなに人を傷つけてもいいものであり、そこで他者に配慮なんかしたら負け」という、特権性に由来したマッチョイズムがあるように思えてならないからです・ 「新海誠好きの元彼」同人誌騒動への考え まず、僕が「新海誠好きの元彼」同人誌騒動についてどういう考えを持っているか述べると 「なるほど確かにその企画によって傷つく人がいることへの配慮が足りなかったかもしれない。でも、それを企画者はきちんと理解した上で、発行を延期したんでしょ。だったら、それでいいじゃん」 ということ

    「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
  • 東浩紀・石戸諭・三浦瑠麗らによる福島瑞穂氏への誹謗中傷を非難する - あままこのブログ

    ニコニコ動画での選挙特番における、東浩紀・石戸諭・三浦瑠麗らによる福島瑞穂氏への誹謗中傷が、ネット上で批判を集めています。 みんな興味がないことは知っているのだけど、ニコニコの選挙特番での東さんの統一教会に関する発言があまりにひどくて、東さんをここまで追ってこられた奇特な人たちの間ですら動揺が広がっている、ということを誰かに伝えたい。 pic.twitter.com/SFCZEPryLh— Otowa (@070vv4) 2022年7月12日 ミスって最後のを貼れていなかった。 pic.twitter.com/T6p9QiVkTv— Otowa (@070vv4) 2022年7月12日 統一教会と自民党の癒着について話し始めた福島みずほさんを、東浩紀氏と三浦瑠麗氏がやめさせようとする動画。安倍政権と統一教会の癒着は2000年代以降も週刊文春やゲンダイなどは書いてきた事実なのに、なぜ彼らは黙

    東浩紀・石戸諭・三浦瑠麗らによる福島瑞穂氏への誹謗中傷を非難する - あままこのブログ
  • 「表現の不自由展・その後」を見てきました - あままこのブログ

    平和の少女像と自分 現在開催されているあいちトリエンナーレ、当は「さよならテレビ」*1が上映される9月22日以降にまとめていろいろな展示を見に行く予定だったんですけど、そのイベントの中の一つの企画である、「表現の不自由展・その後」が、「平和の少女像」展示や天皇を題材にした作品の展示等で反発を受け、展示が継続できるか危ぶまれているので、慌てて8月2日に見に行ってきました。 そしたら案の定、河村名古屋市市長や菅官房長官が展示を中止するよう圧力をかけてきているそうで www.huffingtonpost.jp digital.asahi.com 芸術監督の津田大介氏も撤去を含め対応を検討しているということなので、行っておいてよかったなと思ったり。 www3.nhk.or.jp で、実際に見てきた僕の感想なのですが、要約すると以下の3点になります。 いい意味でも悪い意味でも、ここまで騒ぐほど大し

    「表現の不自由展・その後」を見てきました - あままこのブログ
  • LOFTのバレンタイン広告にたいする反応を見て、考え込んでしまう - あままこのブログ

    LOFTのバレンタイン広告がネット上で炎上しているそうで。 www.huffingtonpost.jp twitterから引用すると、女性たちはこういう理由で怒っているそうです。 Loftさんのバレンタイン特設ページ、「女性は表面上仲良さそうでも、裏では皮肉を言い合い、ギスギスしてる」というメッセージしか、私には読みとれないんで(特にムービーと、女性たちの後ろ姿のイラスト)、バレンタインはもちろんだけど、今後も行くのやめようって思った…https://t.co/7fpGNKvmaD— 金田淳子*noteで刃牙感想記事「乙女の聖典」書いてます* (@kaneda_junko) February 1, 2019 まじな話、明確にバレンタインの9割以上を占めるであろう顧客層を名指しで、「仲良さそうに見えても、実は仲わるくて意地悪」みたいに描く広告の、何が良いと思って採用したのか教えてほしい。(こ

    LOFTのバレンタイン広告にたいする反応を見て、考え込んでしまう - あままこのブログ
  • 「おっさんどものせい」にできれば楽なのだろうけど(LOFTバレンタイン広告について) - あままこのブログ

    LOFTのバレンタイン広告、案の定取り下げになったそうで。 ロフト、バレンタイン広告取り下げへ 女子の不仲描いて「女性蔑視」と指摘相次ぐ : J-CASTニュース まあ、あれだけ炎上して「LOFTの商品は二度と買わない!」とかいう不買運動起こされれば、企業が怯えて広告を取り下げるのも当然でしょう。 しかしやっぱり納得がいかないのが今回の件についてのtwitterでの反応。 どうやらこの結果を受けてtwitter上のいわゆる「ネトフェミ」と呼ばれる人たちは勝利宣言をしているみたいですが、やっぱり彼女らの主張は僕にとっては首を捻らざるを得ないものでした。 なかでも一番イライラするのがこういう主張 ハッピーゆべ on Twitter: "ロフトのバレンタイン広告イラストもテーマもくそださ… これぜったいお上()のおっさん達がゴリ押ししたんじゃない?" 📛みんみん📛 on Twitter: "

  • 「広告」こそが、見たくない現実を暴く力となる(LOFTバレンタイン広告について3) - あままこのブログ

    amamako.hateblo.jp amamako.hateblo.jp LOFTのバレンタイン広告について擁護の論陣を張ってきましたが、案の定ネット上では大不評です。 ですが、はっきり言うと僕はこれらの記事に批判をされればされるほど、むしろ逆に「あの広告は価値ある広告だった。撤回したのは実にもったいない」と思うようになっています。というか、最初は僕も「まあ広告だし批判を受ければ撤回するのは当然だよね」という考えの人間でしたが、今はもう「批判を受けようがあの広告は撤回すべきではなかった。広告を撤回させたネトフェミ共に、その声に安易に屈して広告を取り下げたLOFT、両方クソである」とすら思うようになっています。 なぜなら、批判をしてくる人の論調こそが、あの広告を今、「広告」として世に出すべき理由を証明しているからです。 それが一体どういうことか、批判してきたコメントに答える中で説明していき

    「広告」こそが、見たくない現実を暴く力となる(LOFTバレンタイン広告について3) - あままこのブログ
  • なぜ日本人の3人に1人は「自力で生活できない人を政府が助ける責任はない」と考えるのか - あままこのブログ

    去年の話になりますが、ある統計を元にした2つの記事が注目されたことがありました。 Afternoon Cafe 日貧困対策がどれほど貧困かよく分かる数字(BLOGOS版) 自力で生きていけない人たちを国や政府は助けるべきだとは思わないと言う人が日では三人に一人以上もいることがアンケートでわかりました。 日 38% アメリカ 28% イギリス 8% フランス 8% ドイツ 7% 中国 9% インド 8% 日はなんという生きにくい国なのでしょうか。 「人様に迷惑をかけるな」という日的な美徳は、度が過ぎれば他人に冷酷であることの裏返しでもあります。(中略)こういう冷酷な国民性だから生活保護をサディスティックに攻撃する政治になるのか、それともこういう政治だから人々の心がささくれ立って冷酷になってしまうのか、卵が先か鶏が先かですが、どこかでこの閉じたスパイラルを断ち切らねばいけませんね。

    なぜ日本人の3人に1人は「自力で生活できない人を政府が助ける責任はない」と考えるのか - あままこのブログ
  • 1