PCカード規格の策定を行う業界団体PCMCIAは、次世代PCカード規格「ExpressCard」の正式版(バージョン1.0)をリリースした。従来「NEWCARD」(コードネーム)と呼ばれていたもので、PCカードのいっそうの高速化・簡便化が実現できる。 規格では、PCとの接続インタフェースにPCI ExpressとUSB2.0を採用しており、どちらか一方を使うことが望ましいとされている。サイズとしては幅が34mmのもの(ExpressCard/34)と54mmのもの(ExpressCard/54)が用意され、長さ75mm、厚み5mmは両者共通。ExpressCardスロットを搭載する場合、どちらのサイズに対応させても構わないが、ExpressCard/54対応スロットにはExpressCard/34カードも利用できることになっている。 現在のPCカードで使われている機能はすべてExpress