独島(ドクト、日本名・竹島)問題の専門家として外交通商部で10年間にわたり独島問題を担当した洪承睦(ホン・スンモク)元ネパール大使が寄稿してきた。国際法規課に勤務した洪氏が96年、独島関連論文を準備していたフランス国際法学者ティエリ・モルマンヌ博士と交わした対話を整理・要約したものだ。モルマンヌ博士は、「独島領有権は日本側にある」という論旨の論文を書いていたが、この対話の後、論文のテーマを北方領土に変更した。この論文は国際法学者に後に知られ、03年に「大韓国際法学会論叢」に掲載された。最近、洪氏のブログを通して知られ、話題になっている。 --独島領有権紛争に関する韓国の立場を説明してほしい。 「1965年の韓日基本協定締結会談以来、韓国側の立場は『国際法的に、歴史的にあまりにも明白に韓国の領土であるため、些細なことには対応しない』という程度と考えればよいだろう」 --紛争を国際裁判で平和的
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