人気ダウンロードソフト「Orbit Downloader」に、DDoS攻撃用のコンポーネントが含まれていることがわかった。ESETが指摘したもので、日本国内でも利用者が多く、多数検出されているとして注意を呼びかけている。 問題の「Orbit Downloader」は、Innoshockが開発するWindows向けの無料ソフトウェア。ウェブブラウザのプラグインとして動作し、動画サイトから動画をダウンロードできるとして人気を得ている。 ESETによれば、同ソフトを解析したところ、一部のバージョンに、外部からの遠隔操作によりDDoS攻撃のひとつである「TCP SYNフラッド攻撃」を仕掛けるコンポーネントを備えていることを発見。同社がテストを実施したところ、発信元のIPを偽装し、HTTPの接続要求として、1秒当たり約14万パケットを送信したという。 開発元であるInnoshockは沈黙しており、コ