先ごろ発表された週刊少年サンデーの伝説のコミック「うしおととら」(1990年-1996年)のテレビアニメ化。それを手がけるのは「徳間ジャパンコミュニケーションズ」だ。 老舗音楽メーカーとして、かつては徳間書店・スタジオジブリ作品とも縁の深い同社が、アニメ製作事業に「再参入」するというのはアニメビジネス業界における大きな目玉。さらに先駆け芳文社の人気コミック「レーカン!」のアニメを4月から放送する。 現在、「Aプロダクト」と呼ばれるアニメ事業準備室で業務を進める執行役員・品川致審氏と制作宣伝本部の関澤新二氏にその狙いと今後の展望についての話をうかがった。 --徳間ジャパンコミュニケーションズ(以下、徳間ジャパン)は、かつて徳間書店のグループ企業として「銀河英雄伝説」やスタジオジブリ作品のサウンドトラックを発売されていましたが、アニメ製作事業については「再参入」という認識でよろしいでしょうか?