小池百合子氏の2期目が決定したわけだが 都知事選における調査によると小池氏がやったこと(築地移転、7つのゼロ、希望の党)を評価しているわけではないが現実的な選択として小池氏に票を入れた人がかなりいるようである。 www.nhk.or.jp いわゆる通常のポピュリズムの議論とはすこし様相が違うと言われているがこの調査結果をもって国民はちゃんと考えて投票していると結論づけるのはかなり短絡的ではないだろうか。 僕が思ったのはそもそもの話として現実的という言葉がかなり意味不明な言葉になっていることだ。今の社会を見渡した時に現実的という言葉ほどむなしく響く言葉はない。 現実とはその人がそれを客観的現実として正しく認識できる環境のうえに成り立つ言説であり日本はそれを認識できる環境ではすでにない。 個人主義により個々人の現実は分断されているうえ物質的に充足されている為に非正規や派遣などの低賃金労働者でも