政権が進める司法改革に抗議し、高速道路を占拠するデモ隊=イスラエル中部テルアビブで2023年3月23日午後1時4分、三木幸治撮影 イスラエルのネタニヤフ政権が苦境に立たされている。司法を弱め、政権の力を強化する「司法改革」に対する世論の反発は強く、IT業界や軍からも反対者が続出し、経済や安全保障に影響を与え始めた。一方、極右閣僚はパレスチナへの暴言を繰り返し、米国やアラブ諸国との関係に亀裂が生じている。 「民主主義を守れ」「独裁者はいらない」。イスラエルでは2月中旬以降、政権が進める司法改革を巡り、週末だけでなく、平日にも大規模な抗議デモが起きている。3月23日には、エルサレムと商都テルアビブを結ぶ高速道路に数百人のデモ隊が侵入。数時間にわたって道路を占拠し、警察と対峙(たいじ)した。「次世代のためにも、民主主義を壊す改革は止めなくてはならない。インフラを止めるぐらいしないと、政権は動かな
![イスラエル政権窮地 司法改革に世論反発 パレスチナに極右閣僚暴言(毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/061899bad6dc2a2e5f09f30ba2dbdecfe7e3d3d7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20230327-00000007-mai-000-4-view.jpg%3Fexp%3D10800)