21日午前、北海道釧路市の公園で、正当な理由がないのに刃物を持っていたとして、75歳の男が逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、釧路市住吉町2丁目に住む75歳の無職の男です。 男は、21日午前8時46分ころ、釧路市栄町6丁目の公園で、正当な理由がないのに、刃体の長さ6センチメートルを超える包丁を持っていた疑いが持たれています。 警察によりますと、当時男は公園で包丁を研いでいて、その様子を見た男性が公園の近くの交番に駆け込み「包丁を研いでいる者がいる」と通報しました。 男は、交番近くの石階段で包丁を研いでいて、研ぎ石などは持っていませんでした。 その場で逮捕された75歳の無職の男は、取り調べに対し「山菜採りに使うために包丁を持っていた」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、男がなぜ公園で包丁を研いでいたのかなど詳しい経緯を調べています。