エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 ソフトウェアの核心にある複雑さに立ち向かう(Eric Evans 牧野祐子 和智右桂 今関剛) | 翔泳社の本 去年の秋ぐらいから設計に悩む事があり、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計、いわゆるDDD本を買ってました。 なかなか通しで読む時間が取れず、気になる所をつまんで読んでたので、ちゃんと理解出来てないなと思っていた所、読書会をすると言う知り合いが居たので混ぜてもらいました。 折角なので記憶に新しいうちにメモして置こうと思って書いてるけど、理解がふんわりしてるまま、もしくは勘違いしたまま書いてる可能性もあります。 あと、議事録ではないので、あくまで読書会で話した結果、自分が思った事を書いています。 なんか書いてたらすごく長くなっちゃったけど、次回以降もこんなに書けるか分かりません。 今回読んだ範囲 まえがき 第1章 知識をかみ砕く 第2章
概要 モデリングについていろいろ - Togetterまとめを読んでいて、前にも何度か言ったことがあるけれど、もう一度言っておこうかー的な感じです。多分ブログには書いていませんでしたので。 端的に言えば、パイプ&フィルターパターンがアプリケーションドメインであるアプリケーションもあって、そういったものはオブジェクト指向より関数型的なほうがうまく適合する可能性もあるという話。 DDDとプログラミングパラダイムやプログラミングスタイルは直交するはずだ Eric Evansから提案されたDDDはクラスベースOOを主体とした実例が多かったわけですが、DDDという概念はOOを前提としていないと僕は捉えています。特に、ユビキタス言語、コンテキストの明示、モデリングと密接な開発といった部分は多くのソフトウェア開発において役立つと言えそうですし、おそらくはプロダクト開発全体でも言えそうです。 エンティティ
はじめまして!平奥と申します。 TECHSCORE BLOGに記事を投稿させていただくことになりました。 みなさま、よろしくお願いします! 今回は私が設計について学んでみようと思い、「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」を読んだ内容を記事にしました。 感想としては率直に申しますとすごく抽象的で、読みづらいですが、有益な内容がたくさん書かれています。 こういう設計関連の学習をするときに、私が心がけているのが「完璧な設計はない。」ということです。 実は、ある設計思想に基づいて設計しているときに、その思想に完璧を求めるあまり解決できなくて 途方にくれた時がありました。 しかしもっと柔軟に設計を行い、その設計思想のコアなルールは守るというスタンスでよいのではと考えています。 他の設計思想と共存させ、そのプロジェクトにおいて最適な設計を行うことが大事だと考えています。 このことはエリック・エヴァ
「駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜(DevLOVE関西Ver) というイベントが開催された。 ぼくも会場係としてスタッフ参加。 「駅すぱあと」の歴史から技術、開発のマネジメント手法に至るまで、幅広い話が聞ける良いイベントだった。 いろいろな話が聞けたのだけれど、僕は特に佐藤さんの「『駅すぱあと』新しい開発基盤の研究」がおもしろかった。 まだ開発途中で、実際の駅すぱあとには組み込まれていないそうなのだけれど、佐藤さんは「駅すぱあと」の運賃計算のDSLを研究・開発しているという。 曰く、鉄道の運賃計算は泥沼である。単純に距離や、目的地までの駅数などで運賃が算出できればよいが、鉄道の運賃計算には無数の特例がある。 下記リンク先に、JRの運賃の特例計算が列挙されているので、ちょっと見ていただきたい。 ……お分かりいただけただろうか。現在の「駅すぱあと」では、これらの特例がすべ
なんか最近、(比較的)アウトプットしてないな、とふと気づいたんだけど、よく考えたらプロジェクトの進捗のフェーズによってアウトプットの分量が偏るのはいつものことだなー、とも思った。 それらのフェーズを前期、中期、後期、運営期で考えみる。 初期段階 おそらくライブラリの選定段階から始まる。この時期のアウトプットは、いわゆる「やってみた系」の記事が増える。ウェブに出る記事だと、これが大多数をしめる。汎用性が高く、技術的に挑戦的なものが多い。(立場的な話をするとQiitaはそういう記事がたくさん共有されると助かる) 選定が終わった段階で、アーキテクト的な役割の人は、たぶんこうあるべきだ、みたいな思想を形成する。それをクラス図やコード規約や役割に応じたドメイン特化基底クラスとして表現したりする。DDD的なアレならこれをユビキタス言語の構築としてプロジェクトを通してやるべきなんだろう。 使う予定のフレ
なんか朝ふと考えたこと特にまとまってない状態で書いてみる。もしかしたら今年最後のエントリになるかもしれないエントリがそれでいいのかっていう気がしなくもないけど。 僕たちのようにソフトウェアをつくている人たちは本質的に複雑性に立ち向かうことが主な営みである。世の中というのは複雑であり、その複雑な世の中で問題とされていることを解決しようとするとその中でもとりわけ複雑な領域を取り扱わなければならない。そうでなければそもそもソフトウェアなど必要ないことになる。人間がそれをやるにはワーキングメモリが少なすぎるとか、時間がかかりすぎるとか、原因は何かわからないけど何らかの理由によりちゃんと遂行できないものこそソフトウェアをつくって解決するべきなのだということになる。 逆に言えば僕たちソフトウェア産業従事者が今も仕事を手に出来ていてちゃんとご飯が食べられているのは世の中が複雑であることの恩恵かもしれない
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年10月時点の調査。
20年も昔の話だが、「英語できます」という本を読んで考え込まされたことがある。どんな仕事で稼ぐにせよ、何らかの専門性が要る。英語力というものは、そんな「専門性の効用」を引き上げるためのツール以上のものではない。むしろ中途半端に英語力があったばかりに専門性を深める努力を怠って、英語力を社会で生かせていない。そんな事例がいくつも紹介されていた。 この話、ソフト開発の技能に関してもいえるのではないだろうか。技術が進歩すればするほど開発の技能はコモディティ化し、これを習得しているだけでは大した意味はなくなる。ソフト開発の技能を社会で生かすためには、互いの効用をレバレッジするような何らかの「専門性」が要る。 これは、開発者自身がまず何らかの「ドメイン・エキスパート」であるべしという話に他ならない。ドメイン・エキスパートとは、DDD(ドメイン駆動設計)で言うところの、開発されるソフトウエアの適用分野(
年度末になると宿題の駆け込み・年末の道路工事と同じく急な案件見積もりや技術調査依頼なんてのが入るもんで、すっかりまいっておりました。 こういうのももうちょい計画的にやってくれたら楽なのに。。。 上記のエントリ見て2つほど思い出したことがあったので。 ドメインを甘く見てはいけない 仕事をやっていると、外部公演や外部研修といった場で他企業でエンジニアやマネージャやっていた講師の話を聞くことがあります。 で、その場で出た話。 講師「まず、プロジェクトを進めるためには、プロジェクトマネジメントやアーキテクチャ、プログラミングと言った開発能力が必要となります。」 当方「それらが必要なことは理解しておりますが、業務知識・ドメイン知識はより重要ではないのですか?」 講師「業務知識はユーザがもてば良いもので、開発者はそこまで重視しなくても大丈夫です」 この話。ずーっとモヤモヤしてたのですよね。 なんだかん
注釈 60分のセミナー用のスライドです 60分間ひたすらしゃべるための資料なので、目次はありません セミナーのフォローアップのために公開しています 文字が大きいのは、会場の後ろの席でも見えるようにするためです Cascading Style Sheets .header { margin: 8px; color: #f00; } マジックナンバーの良くない例 .main { float: left; width: 640px; } .main h1 { width: 640px; } .main p { width: 640px; } .main ul li { width: 620px; margin-left: 20px; } 数値が乱立 .aaa { width: 640px; } .bbb { width: 324px; } .ccc { width: 216px; } .ddd
勉強会、カンファレンスで使うプレゼンテーションをつくる際の画像の探し方。 一時期「プレゼンテーションZen」が話題になったように、大きな写真を使ったプレゼンテーション手法が使われることがあります。どのような手法であってもプレゼンテーションをより魅力的にするために、あるいは内容をより伝わりやすくするために視覚的なイメージを使うことは有効な手段だと思います。 いざ画像を探そうって時に、自分の持っている画像で事足りれば問題ないのですが、だいたいそうじゃないからけっこう画像探しって困ってしまいますよね。 ということで、普段私が画像を探す際に利用しているサイトをご紹介します。 権利関係については以下をご一読いただけるといいと思います。 クリエリティブコモンズライセンスとは 結局これだけあればなんとかなるセット【更新】 詳細については各サイトの指示に従い、自己責任でご使用ください! Unsplash
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