東日本高速道路会社は31日、常磐道守谷サービスエリア(SA、茨城県守谷市)の上り線の商業施設を改装し、来年春に新商業施設「パサール守谷」を開業すると発表した。全国の高速道にあるSAなどの休憩施設で、防災拠点機能を備えたものは国内初という。 投資額は約24億円で、東北3県や茨城を中心に被害が出た東日本大震災の教訓を踏まえた対応になる。 パサール守谷は自家発電や通信設備、ヘリポート、防災備蓄品など災害時に必要なインフラを設ける。コンビニやレストランなどを併設する商業施設の建物は、非常時に災害対策室へ転用できるようにする。