March 10, 2007 「全国学力テスト」は、象の尻尾の長さで象を論じるようなもの (3) カテゴリ:教育問題 国は4月には、「全国学力テスト」を実施すると意気込んでいるようだが、推進している人たちは、そこで測れることがどれだけ限定されたことかということを想像する学力というものを欠落させている。学力テストで測れることはごくごくわずかであることを知るべきである。全国学力テストは、象の尻尾の長さで象を論じるようなものである。 例えば、私は、ここ数回、記憶の彼方になりつつある会津の早春の思い出を書いてみた。書きながら自然の恵みを豊かに与えられた自分の少年時代が髣髴とよみがえってきた。そういう少年時代をもつことができたことを感謝するとともに、今日の環境破壊ということへの怒りが、自ずから生まれてくる自分がいることにも気がつく。環境破壊の悲しさと悔しさを理解する豊かな環境ということの意味を自然か
低い教育力を克服するための新教育基本法第10条 ~「日本青少年研究所」の調査結果を考える~ 去る8日の産経紙では、家庭でよく言われる注意事項23項目をはじめ、生活習慣全般について日本、中国、韓国の3ヵ国の小学4年~6年生を対象に、各学校で書面形式で生活習慣を調査、計5249人から回答を得たところ、親のしつけに関しては21項目で最低となり、日本の子供は中・韓より注意される割合が低く、日本の親の子供に対する教育力、しつけが低いことが証明された結果が出た。 小生が驚いたのは、その低さが中国と韓国に比べて、極端に低いことだ。これ程、親は子供に対する影響は小さいのか、愕然とするものがある。親が子供の教育について学校、先生に文句を言うものの、日常の家庭での子供へのしつけをする自覚が欠如しているとしか言いようがない。 ・「先生や親のいうことをよく聞きなさい」と言われる子供は2割前後(中・韓国の半分) ・
新教育基本法の理念、基本計画の策定、国旗国歌完全実施を問うた府議会教文委員会の質疑(その2) 今回は、全国学力調査の実施についての意義については、府教委は、義務教育の機会均等と水準の維持ということは認識していること、ただし、その結果については市町村単位、学校単位についての公表は行わないようにしていること、また実施に当たっては、教職員の妨害行為や職務拒否については適切に対応していくとしている。(ここでも当然、法令に従って対処することが教育改革の試金石となるであろう。) 一方、伝統尊重、豊かな情操教育の涵養という教育の目標の徳目については、重要な要素との認識を示すとともに、現在、全ての市町村で郷土学習のための副読本を作成し、行っていることは評価すべきだと思った。 【関連記事】 ●法令違反をしている教職員への処分が試金石となるか ●小中学校課長 ・全国学力・学習状況調査は、国におきましては、全国
浅野史郎前宮城県知事が東京都知事選挙出馬の意向を固めた。これでようやく石原慎太郎を追い落とす機会が訪れたと安堵し、期待している人は、東京のみならず全国にいるに違いない。当然、私もその一人である。石原の数々の悪行は本誌の読者には今更説明するまでもない。石原のような人間失格の独裁者が都知事の座に君臨することは東京の恥のみならず、日本の恥である。これから一か月の間、石原を引きずりおろすために心ある市民はあらゆる行動を取るべきである。 たまたま二月の上旬に浅野氏とゆっくり話をする機会があった。宮城県政の総括をしたときに、浅野氏は選挙の戦い方から改革しなければ本当の政治・行政改革はできないと力説していた。選挙の際の金集め、票集めで既成の政党や大組織に借りを作れば、どうしてもその人々の言うことに影響を受けてしまい、自由に政策を実行することが難しくなる。したがって、いかなる組織にも借りを作らず選挙をする
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く