国際学力調査の結果検証 教育再生会議提言へ 政府の教育再生会議(野依良治座長)の第3次報告の最終案の概要が12日、明らかになった。 2006年国際学習到達度調査(略称PISA)や全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を検証して指導方法を改善し、学力向上に生かすことなどを提言している。18日の合同分科会の議論を経て25日の総会で決定され、福田首相に提出される。 第3次報告は「学校、家庭、地域、行政が一体となって、すべての子供のために公教育を再生する」を主題として〈1〉学力の向上に徹底的に取り組む〈2〉徳育と体育で健全な子供を育てる〈3〉大学・大学院の抜本的な改革――など七つの柱に計21の提言をまとめた。 具体的には、徳育の教科化を2次報告に引き続いて提案し、「感動を与える教科書を作る」として、偉人伝や古典、芸術などを盛り込んだ教科書を作成するとしている。
子供たちが音楽家と遊びながら音楽への理解を深める、新しいスタイルの音楽の授業が先月15、16日、東京・港区立南山小学校(茂木三枝校長)で行われた。 同小を訪れた音楽家は、アメリカを代表するオーケストラ、ニューヨーク・フィルのバイオリン奏者デイビッド・ウォレスさんら5人。全員が同フィルの教育部門に所属する音楽教育の専門家だ。 音楽への理解 育てる新授業 4年生の教室では、メロディーとリズムに関する授業を実施。子供たちは手の動きなどで音楽の流れを表現することを習った後、4〜6人ずつ3グループで、動物が登場するお話の場面に応じた音楽を作った。 その方法は、子供のリクエストに応じてバイオリンとビオラ、チェロ、クラリネットの奏者が、さまざまな音の高さ、テンポ、リズムで短いフレーズを繰り返し演奏し、少しずつメロディーを作っていくというもの。最後に各グループが作ったメロディーをつなげて演奏し、曲が完成す
授業料未納:北海道立高、6カ月以上滞納は出席停止に 12/11毎日 給食費の問題同様、ある程度生活に余裕があるのに出し渋っている親がいるのかも知れない。しかし本当に出席停止になっても払わない親は払えない親か、子供の教育に無関心なダメ親のいずれかであろう。いずれの場合も、子供には何の罪もない。ただ単に貧困家庭の子女が学歴を得られず、更に貧困予備軍が再生産されるという事実他ならない。 最近は「弱者を甘やかすな!」「毅然たる態度を」的なネオリベ言説に拍手喝采を送るバカ野郎が多く、行政もそういう風潮を悪用して、給食費の不払いや生活保護の不正受給など特異なケースをことさら強調して、「弱者に厳しく」的な世論を喚起して、自治体の社会保障支出削減を肯定する世論の醸成に余念がない。 しかし、この例では「高校中退者」という貧困予備軍を輩出するだけで、下手すれば将来の社会保障負担をかえって増すことになりかねない
(Inspired by 覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報) 1.脳が柔軟な早期のほうが英語学習に適している◆ 1.1. 上のような根拠を述べつつ、小学校に英語を入れたい旨を述べる人がたまにいますが、そう言う人の多くは、脳科学について知識があるわけではありません。伝聞の伝聞を伝聞でしゃべっているだけの場合がほとんどです(このように伝えられるものを「都市伝説」と言います)。◆ 1.2. たまに脳科学の知見を引用する人もいます。大学の英語の先生に多いような気がします。ただし、彼ら彼女らの引用の99%は、エリックレネバーグという研究者による1967年の著作、あるいはペンフィールドとロバーツによる1959年の著作です。ゆうに半世紀近く昔の研究を引っ張ってきているのです。まだ、脳波を測定する方法が十分に整っていなかった時代の研究を根拠に使わなければいけないくらい、英語学習の年齢と
地方に行ってきました。かなりさびれたビジネスホテルの一室で誕生日を迎えました。ホテルから歩いて5分のところにあるコンビニで買ってきたトロピカーナが目の前に1本。ベッドの棚には古びた聖書と仏教書のセット。ホテルの向かいは○○中央病院。ホテルまでの道すがら通ってきた商店街はシャッター通り。人は歩いていません。しかし、病院の駐車場は満車。寝ているとたまにくる救急車の音で目が覚めます。はめ殺しのホテルの窓から向かいを見ると病院の窓から漏れる非常口の緑の光がなんかいいかんじです。 ホテルの部屋にいると、パチンパチンと背後で物音がするんですが…なんでしょうか。 都市伝説によれば、いわくつきのあるホテルの部屋は飾ってある絵の裏にお札が貼ってあるそうです。おおールノアール風の絵が。どれどれ? うぎゃーー! …うそです。 さて、今年はけっこう地方に出張に行ってましたが賑わってた商店街は道後温泉の商店街だけだ
学校が教育を消費させる側に能動的に荷担した。 こんなことをするのは、生徒を消費者としか見ない藤原和博さんしかいない。 学校が受験用の知識と技能を消費させる機関の様相をもうすでに何十年も前から始めているが、藤原のように自ら受験産業に身を売り渡した学校はそれほど多くはない。学校が、受験産業機関そのものへと模様替えを始めたその象徴なのだろう。受験生が総数としては減少する中で、受験産業側の危機感と抱き合って、高偏差値高校を目指す生徒を一教科8000円から9000円というサピックスとしては5割引という「売り」を持ち出すことで、これを消費するように強制させる産業形態をつくった。 藤原の欺瞞は、つくっておいて「無理に参加しないで」などという。これは、高偏差値進学を目指すものだけが参加資格だと選別宣言をしただけだ。だから、「参加してください」という呼びかけなのだ。参加しないでが参加しなさいということなのだ
佐久間亜紀さんのご講演を聞きました。演題は「教員免許更新制を考える―いま、なぜ教育改革なのか?―」。教員免許更新制自体の問題、そしてその前提とされている観がある[教員の資質は低下した]という認識の問題が講演の中心。ですが、彼女の元を巣立と、現職教員として活躍中の方たちのお話から、更新制がはらんでいる問題を切々とお話しする様子に引き込まれてききました。 以下、ワタシの備忘録を兼ねて。 教師は「資質が低下した」と根拠が曖昧なまま非難され、教師同士や教師と大人と協力関係を結びながら子どもの問題に向き合うどころか、その実践が更新制などを通じ評価に晒されることで孤立化を強いられている様子をお話した後に、彼女が静かに「それでも教員になりますか?」と学生たちに聞くシーンが、印象に残っています。 このあと彼女は「私の話を聞いて『教員になろうかどうか、悩んでしまう』という学生は、実はたくさんいる」といい、「
個別大学の入試改革をどうする? 2021年1月から大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」がどうなるのか、関心を集めています。 教育
音大生にもキャリア支援 音楽を続けるか、あきらめるか。音楽大学や音楽系学部に入学する学生の多くが突き当たる悩みだ。プロの演奏家で成功するのは一握りの厳しい世界。卒業後も音楽を続けたいと願う学生の思いに応えようと、大学や企業がキャリア支援に乗り出した。 音楽会運営を「実習」 演奏と両立できる職場紹介 演奏家や、音楽教育界への人材輩出で知られる武蔵野音大(東京都練馬区)。21年前、音大として初めて就職課を設置、学生1人1人の進路相談に応じる。配布する冊子は、オーケストラの入団審査や、音楽講師の心得など音大ならではの情報に加え、面接のマナーや履歴書の書き方など、一般企業も視野に入れた内容になっている。 洗足学園音大(川崎市高津区)も、OBを招いたキャリア講座や、企業動向の説明会などを通じ、学生に進路情報を提供する。 ただ、音大の目標はやはり優れた演奏家の育成にあるだけに、自己PRを含め、職業とし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く