神奈川県教育委員会が、県立高校で「日本史」を必修科目にする。国や郷土の歴史を学ぶ重要性は高まっており、県教委の独自の試みを評価したい。 学習指導要領では平成元年改定で高校は世界史が必修になった。日本史、地理はどちらかを履修すればいい。小中学校の歴史が日本史中心で、高校では国際化に対応し、世界の歴史を広く学ばせようというねらいからだ。 だが自国の歴史を学ぶ日本史が必修でないことには異論があった。神奈川県では約3割の高校生が日本史を学ばずに卒業するという。 指導要領改定で中央教育審議会の論議のなかでも、世界史派、日本史派のほか、世界史・日本史を組み合わせた「総合歴史」のような新科目が必要だとの提案もでた。 しかし中教審は今回の指導要領改定の答申で日本史必修化は見送ったため、神奈川県教委は平成25年度をめどに世界史必修に加え、日本史か、県の郷土史などの新科目を必修にする。 同県の松沢成文知事が「
国際教養大学(秋田市、中嶋嶺雄学長)は今年9月、日本初のコミュニケーション分野の専門職大学院「グローバル・コミュニケーション実践研究科」を開設する。 同研究科は、英語教育実践領域▽日本語教育実践領域▽発信力実践領域−の3コースに分かれ、専門知識やインタビュー技法、通訳スキルの習得などを通じて、専門職を養成するのが狙い。いずれのコースも、必ず日本語学校や企業での実践研修を実施。コースによっては英語教員や日本語教員の資格を取ることも可能だ。 また、英語による講義と9月入学を原則とし、入学前のボランティア活動などを単位認定する「ギャップイヤー制度」も導入する。入学審査は書類選考だけで、定員30人。問い合わせは、国際教養大(電)018・886・5900。
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