香川県警察本部の鑑識課の巡査長がこの2年間に出動した複数の事件の現場で、鑑識作業中に被害者など5人の女性のスカートの中を足にかぶせるカバーに隠していたスマートフォンで盗撮していたことが警察の調べで分かりました。巡査長は別の盗撮事件で起訴され、警察は28日、停職の懲戒処分としました。 香川県警鑑識課の巡査長、東川充被告(35)は、先月、高松市内の雑貨店で、客の女性を盗撮しようとしたとして逮捕され、その後、起訴されました。 さらに警察の調べで、巡査長はおととし3月以降に出動した4か所の事件の現場で、鑑識作業中に被害者など5人の女性のスカートの中を、足にかぶせるカバーに隠していたスマートフォンで、盗撮していたことが分かったということです。 警察によりますと、巡査長の自宅のパソコンから、こうした動画が見つかったということで、調べに対し、「性的欲望を満たすためにやった」と話しているということです。