雑誌掲載時と単行本化と、その後の重版の際で台詞が異なることはよくある話。手塚治虫のように時代に合わせて数年単位で変わるものだってある。 ただ今回のは作品の評価と認知度が一気に高まったのと、それに合わせた批判側が極めて声が大きく、世間というより極一部の人の個人的な見解同士がガチンコした形にちかいものがあった。実際に変えないと収拾が付かないってのはわかる。ただ、どっちの場合でも自分の意見がとおったような愉悦に浸るのはつまらないことだなって思った。 台詞を変えても、「統合失調症への差別であるという俺の意見がとおった」 台詞を変えなくても、「変えない方が良いという俺の意見が正しかった」 落とし所って大事だよな
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