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2012年7月27日のブックマーク (1件)

  • 朝日新聞デジタル:鹿児島の山間部、水俣病症状30人 鉄道で魚流通 - 社会

    水俣病の被害の実態を調べている民間の医師団が25日、熊県水俣市と県境で接する鹿児島県伊佐市などの住民30人に水俣病に特徴的な感覚障害があったと発表した。伊佐は山あいの盆地で、水俣病被害者救済策の対象地域から外れている。1980年代まで国鉄で水俣と結ばれており、行商で運ばれた魚介類で被害が広がったとみている。  調べたのは患者の診療を40年以上続ける「水俣病訴訟支援・公害をなくする県民会議医師団」。2005〜12年に訪問検診や集団検診などを受けた人のカルテのうち、伊佐市とその周辺の住民で救済策の対象地域に住んだことのない50〜90代の33人を抽出したところ、30人に手足の先ほど痛さなどの感覚が鈍くなるといった症状があった。30人は伊佐市29人と隣接する湧水町1人。このうち十数人は、水俣市から県境を越えてすぐの伊佐市布計(ふけ)集落の住民だった。  水俣駅(現在は肥薩おれんじ鉄道)から伊佐方