いであは、最大深度2000mの深海まで潜航し、海底に接近した撮影や観測ができる高性能の「TUNA-SAND」級ホバリング型AUV(自律型無人潜水機)を民間で初めて開発・商用化した。実海域試験を経て今春から運用を始めており、今後、沖合海洋環境保全への貢献を主眼に、沖合海洋保護区での生態系調査や海底資源探査などに積極活用していく考えだ。 「TUNA-SAND」は、東大生産技術研究所が2007年に開発したホバリング型AUVで、高精度な慣性航法装置や海底地形を参照にした測位機能、潮流に対抗できる十分な推進力を備えているのが特長。いであは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)課題である「次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)」で同研究所や九工大社会ロボット具現化センター、海上技術安全研究所と海洋工学研究所が開発したAUVの運用について技術移転を受けた。 TUNA-SANDの開発者
Tweet 世界有数の深海・駿河湾 日本で一番深い湾である駿河湾。太平洋から伸びる駿河トラフが湾奥まで差し込み、最深部は2500mもの水深があります。このような環境は世界でも限られた場所にしかなく、世界中でここ駿河湾でしか見つかっていない生物も少なくありません。 日本の魚類は淡水魚を含め約2,300種が確認されていますが、駿河湾内にはこの内の約1,000種もの魚類が生息していると言われています。 駿河湾と深海漁 そんな駿河湾では、独自の深海魚介の漁が行われています。有名なサクラエビや、世界最大の甲殻類として知られるタカアシガニ、化粧品の原料として欠かせない深海鮫類など、とてもたくさんのユニークな水産物が水揚げされています。 また、それらの深海魚が多く集積する湾奥の街・沼津では、深海魚を使ったレストランや深海生物の水族館などがあり、普段見ることのない深海魚と触れ合える場所となっています。 変
北海道の各地から、「サケが不漁」の声が聞こえてくるなか、サケの漁獲量日本一のまち、斜里町の漁師たちは、海だけではなく、川に目を向けていました。彼らが目指すのは、ふ化放流に加えて、川で自然産卵するサケ・カラフトマスを増やすことでした。【web前編】 初回放送:2020年10月10日 斜里漁港の午前7時 知床世界自然遺産のまち斜里町は、サケ日本一のまち。9月、知床連山が朝焼けの空に浮かび上がるなか、斜里川の河口わきにある漁港から、漁船が次々に出港していく。それぞれ、沿岸にしかけてある定置網に向かうためだ。 斜里漁港でのサケの水揚げは、午前7時から。 クレーンがついた独特の定置網漁船が作業用の小船を曳航しながら岸壁の2か所に交互に着岸。長い柄で操る大きな網を使って、船倉からサケをすくいあげていく。 サケを仕分け用の台に下ろす人、サケを仕分けする人、フォークリフトで魚が入った箱を運ぶ人。それぞれが
島根県出雲市の出雲空港では、東京・大阪などへ向かう出発便はほぼ満席となりロビーは、搭乗手続きをする人で混み合っていました。 県外からの親子 「鳥取砂丘と石見銀山と松江城と美術館(に行った)」 子ども 「(出雲大社に)お参りをした」 Q.どんなことをお願いした? 子ども 「いっぱい家族の時間をくださいと お願いしました」 山陰旅行を楽しんだ人、ふるさとに帰省した人、それぞれの思い出を胸に羽田へ向かうはずでしたが、午前11時過ぎ、思わぬ事態となりました。 アナウンス 「東京羽田行280便は、羽田空港へ引き返しましたため、欠航が決定いたしました」 搭乗者 「(直前の到着便が)強風で羽田にひき返すみたいなのでとりあえず 今乗ろうとしてた飛行機には乗れないどうしたらいいかわからない」 午前10時50分に到着する予定の羽田便が、着陸直前で、強風により羽田空港に引き返すことに。 5月6日の山陰地方は、前
苫小牧漁業協同組合の秋サケ定置網漁は10月に入り、回復の兆しを見せている。9月の水揚げ量は98・7トンで、前年同月からほぼ半減したが、10月以降は連日10トン以上を水揚げし、1日で50トンを超えた日も。同漁協は「昨年は出足がよかったが10…
【モスクワ=小柳悠志】ロシア極東カムチャツカ半島で海洋生物が大量死し、海洋汚染事故としてロシアメディアが連日、大きく報じている。大量死の一因となったとみられる油膜は半島に沿って約40キロの線状に広がり、南のクリル諸島(北方領土と千島列島)方向に移動している。 インタファクス通信によると、半島東岸のペトロパブロフスクカムチャツキー近くで9月末、海に入ったサーファーの皮膚がただれて問題が発覚。海水で目が赤く腫れたり、呼吸困難に陥ったりした人は16人に達した。タコや貝の死骸も海岸に打ち上げられており、専門家らの調査では海底にすむ生物の約9割が死んでいたという。 地元政府の調査では、環境基準を超えるアンモニウムなどが検出された。沿岸部に集められていた有害廃棄物や軍施設にあるミサイル燃料の流出が疑われ、政府は捜査委員会を立ち上げたが、原因究明は進んでいない。環境保護団体グリーンピースは「生態系に甚大
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