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![漁の主力、マグロに狙い 本県漁業関係者、漁獲枠拡大求める](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cefb09cf2920d6d197f96132dc91eb510fbea82b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yamagata-np.jp%2Fnews%2F202407%2F25%2Fimg_2024072500880.gif)
白鷹町の道の駅白鷹ヤナ公園あゆ茶屋で6日、恒例のアユの寒風干し(かんざら)作業が始まった。従業員がつり下げた約500匹が軒下に並び、最上川沿いを吹く寒風を浴びて、のれんのように揺らめいている。 あゆ茶屋が2001年から取り扱う冬の名物商品。内臓を取り除いたアユを、塩、昆布、日本酒がベースの特製だれに漬け込み、10日~2週間ほど屋外につるして仕上げる。昼夜の寒暖差によって凍っては溶けてを繰り返し、うまみが凝縮されるという。 毎年、寒さが厳しくなっていく頃とされる二十四節気の一つ「小寒」に合わせて作業を始めるが、今年は雪ではなく雨。樋口和貴駅長(43)は「おいしく仕上がるよう、寒気の訪れに期待したい」と話した。 今月中旬ごろから、真空パック入り2匹920円で販売。店内でも提供する。来月下旬までに約3千匹をつくる。
遊佐町の月光川水系の滝淵川で、サケの遡上が終盤を迎えている。枡川鮭漁業生産組合(尾形修一郎組合長)の採捕場では、金属製の「ウライ」に入ったサケを丁寧に水から揚げて採卵。ふ化事業用以外の卵は上質な「イクラ」として流通し、年末年始に向け需要は高まっている。 繁殖のため生まれた川に帰ってくる習性を利用し、アイヌ語で梁を意味するウライでサケを採捕する。オホーツク海やベーリング海まで泳ぎ、3~5年かけて大きくなる。約2万キロを回遊し、母川を遡上する。水中では、ひれや尾がぼろぼろに傷付きながらも、懸命に古里の川を泳ぐサケたちの姿が見られた。 同組合では10月から毎日、水揚げ作業を続けている。尾形組合長は「今年は回帰率は若干良さそうで、昨年の7万匹よりも多くなりそうだ」と話した。作業は今月末まで続けられる。
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