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ブックマーク / heapsmag.com (31)

  • 「牛のマスク」で女性を守る。あの根深い社会問題に、報道写真より「シュールな風刺アート」が効くのはなぜか | HEAPS

    女性よりも「牛」の方が大切ですか? インドでの女性に対する暴力問題。特に、2012年に報道された23歳の女子大学生がバス車内で集団レイプされ死亡した事件の全容は、その深刻さを如実に示し人々を驚愕させた。国内では抗議行動が活発化、当局には有効な防止策を求める声が内外で高まっている。だが、それでもレイプ事件は後を絶たない。 そんな中、インドの首都デリで撮影された、牛のマスクを被った女性たちの写真が、SNS上で世界中から注目を集めている。「国内でのプロテストやデモ行進は熱を増している。プラカードを持って街を練り歩くやり方を決して否定はしない。ただ、ぼくは違ったやり方で訴えたかった」と話すのは、現在は首都デリを拠点とする報道写真家のスジャトロ・ゴッシュ、23歳だ。 たとえば、街で男性から卑猥な視線や言葉を投げかけられて不快な想いをしている女性をみかけたら「見ぬ振りをせずにその男性に殴りかかろう、と

    「牛のマスク」で女性を守る。あの根深い社会問題に、報道写真より「シュールな風刺アート」が効くのはなぜか | HEAPS
    kamanobe
    kamanobe 2017/07/21
  • 孤高の巨匠、ロバート・フランクと過ごした10年。日本人写真家A-CHANが語るその日々と、彼女が写すもの。 | HEAPS

    圧倒的な美や強烈さ—たとえば神秘的な自然だったり個性的な被写体—ではっとさせるものではなく、センセーショナルでもない。被写体は彼女の日常で、彼女が惹かれるものを切り取る。だが、 というか、だからこそ誰もが「どこかできっと見ている光景」の写真は、切なさと懐かしさを漂わせ、見た人をその人の過日に引き戻す。 彼女、とはA-CHAN(アーチャン)ことヤマザキあゆみ、写真家だ。彼女ほど過日の匂いを漂わせる写真を撮る人を私は知らない。それから、A-CHANが写真家として、一人の人間として特別な存在であるのは、世界で最も重要な現代写真家の一人、ロバート・フランク(91)とともに10年間の時を過ごし、彼の写真と人生に携わり続けてきたからだろう。 スポーツ少女「一人でできるものが欲しかった」 「ダンキン・ドーナツの帽子を被ってたんですね。だから、この人はきっと、ユーモアのある人だって」。自身初の写真集『Pi

    孤高の巨匠、ロバート・フランクと過ごした10年。日本人写真家A-CHANが語るその日々と、彼女が写すもの。 | HEAPS
  • 「僕らの国で、弾圧は続いている」早稲田のサイゼリヤで出会った難民たちの、メディアでは報じられない話 <前編> | HEAPS

    女子高生グループ、大学生カップル、そして僕と3人の難民 後日、再び高田馬場へ。そこから、歩いてむかった早稲田にあるサイゼリヤで、3人の難民に会うことになっていた。 先にマリップさんと落合い、カチン族の現状を聞く。 僕たちの右隣の席には女子高生のグループがにぎやかに座り、左には大学生のカップルが仲良くパフェをべている。いつもの昼下がりの平和なファミレス。そこで聞いた彼女の話は、強烈なものだった。 「カチン族はもしかしたら絶滅させられるかもしれません。それくらい厳しい状況です。ミャンマー軍が、カチン人の軍人だけではなく、農民にも攻撃するようになった。無差別に撃つ。それから国外に逃げる難民が急激に増えた。全部で10万人を超えているんじゃないかな」 ミャンマーで何が起こっているかを簡単に説明すると、ミャンマーでカチン族への弾圧や不平等な政治がはじまり、戦争に発展したのは1960年代。 その後、1

    「僕らの国で、弾圧は続いている」早稲田のサイゼリヤで出会った難民たちの、メディアでは報じられない話 <前編> | HEAPS
    kamanobe
    kamanobe 2017/06/26
    “難民Bが語る、「妻と娘をレイプされました」”
  • 米国の若きムスリムから目が離せない。親世代から一転、彼らが見つけた「ミップスター」という生き方 | HEAPS

    ミレニアルズといえばそのライフスタイルにおける「親世代との大きなギャップ」。 伝統を重んじ敬虔なムスリム(イスラム教徒)たちもその例外ではなかった。 3年前、2013年のとあるバズ動画で賛否両論を浴びて以来、注目され続けているのは米国に生きるイスラム系のミレニアルズたち。 たった一世代の隔たりでムスリムの生き方は大きく変わっている。 いつまで「ヒジャブ=遅れてる」と思ってるの? 昨今何かとアツい「ムスリム」。特にファッション、昨年はドルチェ&ガッバーナがムスリム女性のためのヒジャブコレクションを発表、ユニクロがモデスト・ファッションラインを東南アジアから欧米まで展開を広げたのも記憶に新しい。 ヒジャブ:ムスリム女性たちの頭を覆う布のこと。 その動きよりも少しばかり早く自分らで「ムスリム表現」をはじめていた若きコミュニティ、Mipsterz(ミップスター)。Muslim(ムスリム)でありHi

    米国の若きムスリムから目が離せない。親世代から一転、彼らが見つけた「ミップスター」という生き方 | HEAPS
    kamanobe
    kamanobe 2017/06/26
  • メディアが(あんまり)報じない中国ミレニアルズの実態。その3、"デパート派"の親世代から「私たちは断然セレクトショップ派!」劇的に変化する中国人の買い物事情 | HEAPS

    メディアが(あんまり)報じない中国ミレニアルズの実態。その3、“デパート派”の親世代から「私たちは断然セレクトショップ派!」劇的に変化する中国人の買い物事情 「尖閣諸島」「爆買い」「PM2.5」。これがわが国での近年3大トピックで、印象は「良くない」「どちらかといえば良くない」と答えた日人、なんと91パーセント(日中共同世論調査)…。そう、お隣の中国のこと。みんな中華は好きだけど、国となると急に印象が悪くなる。 そりゃあそうよね、だってなかなかイイ話を聞かないんだもの…。 ということで、親世代とは違った方法でうまーく時代を生きる中国ミレニアルズの諸々を紹介しているこの連載(前回▶︎「結婚はしなくてもいいかなあ。あ、でもお見合いはおもしろそうかも」。彼らの恋愛結婚仕事観)。 今回は、ミレニアルズの消費思考についてファッションシーンを起点に紹介。ここ数年で増えている中国の「セレクトショッ

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  • 一目見たら忘れない。バンド名タイトル入れず“レコードを買わせた”デザイン集団・ヒプノシス、いま生き残りメンバーが明かす制作バナシ|HEAPS Magazine

    「ジャケ買い」。それは文字通り、レコードのジャケットデザインに一目惚れし、視聴という過程をすっ飛ばして「これは買わずにいられない」などと取り憑かれたようにお会計してしまうこと。つまり、見てくれの誘惑である(なので、結構な確率で失敗したりもする)。 最近は専らデジタルダウンロードやストリーミング配信の時代になってしまったが、ひと昔前、音楽狂たちはレコード屋に通いつめ、アルバムを掘り出してはジャケ買いした。「ピンク・フロイドのプリズム」に「レッド・ツェッペリンの裸の子どもたち」を。先に言ってしまうと、このジャケ買いは“正解”だ。なぜなら、それらは“彼ら”のデザインだから。 ロック全盛期に現れた「レコードジャケット職人」 「ぼくらのアルバムデザインがこんなにもアイコニックになるなんて、当時はまったく思わなかった。ただ普通と違うことをしているとは知っていたけど」 電話口から上品なイギリス訛りが漏れ

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  • ゲットダウンでは語られない。ヒップホップ創生期、最恐のどや街・サウスブロンクスの真実|HEAPS Magazine

    「セクシーさ? ファンシーさ? ゲットダウン? そんないいもんじゃなかったね。もしタイムマシーンがあっていまの自分があの頃に戻るっていうのならもう一度見てみたいけど、あの頃を“もう一度やる”ってなったら絶対にごめんだ」 あの頃、とは1970年代。ニューヨークは財政悪化を経験した最悪の時代であり、ヒップホップカルチャーが育とうとしていた時—。舞台は、どん底のニューヨークでも最恐のどや街として名を知られたサウスブロンクス地区。 “It was genesis(創生期だった)”。リリックで社会的弱者の存在をうったえる前、パーティーとしてオーガナイズされるよりもさらに手前の、ヒップホップの純粋な創生期についてはあまり語られない。それから、確かにそこにいたアフロ・アメリカン以外の存在についても。 「そのへんの子どもがその場で遊びを生み出すのとおんなじだよ。その遊びには、名前すらなかった」。語り手は、

    ゲットダウンでは語られない。ヒップホップ創生期、最恐のどや街・サウスブロンクスの真実|HEAPS Magazine
  • メディアが(あんまり)報じない中国ミレニアルズの実態。 その1、『ネット規制もなんのその。SNS超たのしいです』 | HEAPS

    メディアが(あんまり)報じない中国ミレニアルズの実態。 その1、『ネット規制もなんのその。SNS超たのしいです』 「尖閣諸島」「爆買い」「PM2.5」。これがわが国での近年3大トピックで、印象は「良くない」「どちらかといえば良くない」と答えた日人、なんと91パーセント(日中共同世論調査)…。そう、お隣の中国のこと。みんな中華は好きだけど、国となると急に印象が悪くなる。 そりゃあそうよね、だってなかなかイイ話を聞かないんだもの…。 ということで、今回は、1996年に北京で語学留学し、その後、現地で職につき5年ほど北京で生活、東京に拠点を移してからもほぼ毎年中国出張をしている筆者が、その中国での生活の実態について、日のメディアにはなかなか取りあげられない諸々を紹介していこうと思う。特に今回は、中国といえば「規制」、いわば“国からの束縛”を、親世代にはなかった方法で上手にくぐり抜け、独自のラ

    メディアが(あんまり)報じない中国ミレニアルズの実態。 その1、『ネット規制もなんのその。SNS超たのしいです』 | HEAPS
    kamanobe
    kamanobe 2017/05/29
  • HEAPS

    人類史上最大のベストセラーを、雑誌的に綴じ直していきます(「文章は、従来の聖書のものをなにもいじっていないですよ」)

    kamanobe
    kamanobe 2016/10/18
  • 最新のクラフトフィルムは「和紙」!ザラザラ感がたまらない。和紙を使ったモノクロネガ「W」で仕上がる写真がこれだ / HEAPS Magazineー時代と社会の、決まり文句に縛られない。

    1300年以上の歴史をもつ「和紙」。2014年には世界無形文化遺産に選ばれ、もはやWASHIとして世界に通用するまでになった日の伝統工芸品だ。 アートの世界ではお馴染みである和紙だが、先月、和紙で作られた意外なプロダクトが世界で発売された。それがこちら、「W」。和紙をフィルムベースに使ったモノクロフィルム。

    最新のクラフトフィルムは「和紙」!ザラザラ感がたまらない。和紙を使ったモノクロネガ「W」で仕上がる写真がこれだ / HEAPS Magazineー時代と社会の、決まり文句に縛られない。
  • 毎月の"7日間"、女をさげない。男らしさを削がない。 自分らしくいられる下着、THINX | HEAPS

    毎月、生理によって嫌な思いをしているのは女性だけじゃない。 そのことに気づいたのはTHINX(シンクス)、女性のための生理用下着のメーカーだ。 「1960年に男性によってタンポンが開発されてから、革新的な進歩を遂げていなかったのが、生理用品。信じられないでしょ!?」。半世紀にして初の革新的なプロダクト、ナプキンいらずのセクシーでスタイリッシュな生理用下着を開発してきた。 そのTHINXがいま新たにプロダクトを届けるマーケットは、「生理のある男性たち」だ。 普通の下着と見た目は一緒。な、生理中の下着 「女性って毎月に一度、必ず生理がある。その一週間、いつも落ち着かないし、漏れてないかとか、ナプキンの位置も気になるし、キュッとしまったパンツも履けない。デザインもおばちゃんパンツみたいで変だし。いいことなんてないじゃ無い?」 生理だから今日も履いてる!というTHINXの下着を見せてくれた。 「ね

    毎月の"7日間"、女をさげない。男らしさを削がない。 自分らしくいられる下着、THINX | HEAPS
    kamanobe
    kamanobe 2016/05/20
    シス女性にも普通にヒットする商品だ。