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研究と生物に関するkamei_rioのブックマーク (1,478)

  • 獲物を罠にはめるクモたちのスゴ技、色や匂い、捕まったフリほか

    ハエトリグモ(Salticidae)の中には、獲物となるクモの巣の上を歩き、もがいている獲物をまねて他のクモをべるものがいる。これは、クモが獲物をおびき寄せるために進化した、多くの創造的な方法のひとつにすぎない。(PHOTOGRAPH BY JAVIER AZNAR GONZALEZ DE RUEDA, NAT GEO IMAGE COLLECTION) クモの多くは獲物が自身の巣にかかるのを待っているが、獲物が巣にかかるのを運に任せないクモもいる。獲物を安全地帯からおびき出し、罠にかける巧妙な技をもっているクモたちだ。 「まさしく感覚の世界です」とカナダ、ケベック大学モントリオール校の行動生態学者ピエール・オリビエ・モンティグリオ氏は言う。「みなが常に盗み聞きをしたり、合図を送ったり、情報を生み出したり、何らかの方法でその情報を伝えたりしているのです」 クモは外見や匂い、触覚を巧妙に利

    獲物を罠にはめるクモたちのスゴ技、色や匂い、捕まったフリほか
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/14
    きらめきが多いので魔進戦隊キラメイジャーを思い出した
  • 競争に負けるミジンコは休眠卵で生き残る、長期の共存戦略が判明

    山形県山辺町の湖沼、「畑谷大沼」で遺伝子型が異なるミジンコの2集団が共存しているのは、飼育下では負けて絶滅する側の集団が休眠卵を早めに産むことで長期に生き残る戦略をとっているためと東北大学などのグループが明らかにした。9年にわたる観測で休眠卵が不適な環境を乗り越えるだけでなく、競争による絶滅の回避や共存にも重要であることがわかった。今後その生態的意義や進化、分子機構の解明が期待されるとしている。 山形県の畑谷大沼において共存しているミジンコのJPN1(左)とJPN2。見た目の違いはほぼ無いが、遺伝子型で区別できる(宇都宮大学の丸岡奈津美博士研究員提供) ミジンコ類は湖沼に生息する代表的な動物プランクトン。日にいるミジンコは北米大陸からの侵入種で、オスとメスが交尾して子どもができることはなく、単為生殖によってクローンを生産し続ける。 水温20度下では約3日のペースで全く同じ遺伝子をもつ卵を

    競争に負けるミジンコは休眠卵で生き残る、長期の共存戦略が判明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/14
    "競争では劣位なJPN2集団が優位なJPN1集団と長期にわたって共存しているのは、JPN2が競争者の増加を察知し、排除される前に休眠卵を産むことで翌年以後の個体群を形成できるからだと分かった"
  • 解説:ゾウは「名前」を使うと判明、イルカやオウムと大きな差も

    ボツワナのオカバンゴ・デルタを歩くアフリカゾウ。一帯にはどこよりも多くのアフリカゾウが住んでいる。(PHOTOGRAPH BY BEVERLY JOUBERT, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 1975年にアフリカゾウの研究を始めたときから、生物学者のジョイス・プール氏は、ゾウたちがときどき仲間に向かって呼びかけていることに気づいていた。呼びかけに対しては、多くのゾウが返事をすることもあれば、1頭だけが応えることもあった。 「ゾウには特定の個体に呼びかける方法があるのではないかと、わたしは考えていました」と、非営利団体「エレファント・ボイシズ」の科学ディレクター兼共同創設者であるプール氏は言う。それでも「どうやって確かめればいいのかわからなかったのです」。だが、2024年6月10日付けでプール氏らが学術誌「Nature Ecology and E

    解説:ゾウは「名前」を使うと判明、イルカやオウムと大きな差も
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/13
    "コンピュータアルゴリズムに入力したところ、同じ発声個体から同じ受け手個体に向けられた複数の呼びかけは、同じ発声個体から別の受け手個体に向けられた呼びかけよりも似通っている" ただし疑問も呈されていると
  • 年間35億羽の鳥を米国で死なせる「見えない殺し屋」とは、研究

    窓に鳥が衝突した跡。2019年のロンドンで撮影。(PHOTOGRAPH BY CG7 IMAGES / ALAMY) このほど学術誌「Wilson Journal of Ornithology」に発表された論文によると、少なめに見積もっても、毎年12億8000万〜34億6000万羽の鳥がガラスに衝突して命を落としている可能性があるという。この数字は、2014年に発表された以前の推定値より350%も多い。それでもこれは米国のみの数字であり、世界でははるかに多くの鳥たちが死んでいるはずだ。 「忌々しいことに、世界はガラス窓だらけです」と、米ミューレンバーグ・カレッジの鳥類学者で、2024年4月8日付けの論文の筆頭著者であるダニエル・クレム氏は言う。 鳥が窓ガラスに激突したときの衝撃はかなりのものだ。ガラスは振動し、鳥は骨折し、脳出血を起こすこともある。 とはいえ、衝突で即死する鳥はごく一部で、

    年間35億羽の鳥を米国で死なせる「見えない殺し屋」とは、研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/11
    "森のはずれに鳥の餌台を設置して鳥を集めた。そして、餌台から10mほど離れた場所にガラスをはめた窓枠を並べ、その近くで鳥たちがどのように行動するかを観察した。観察時間は5年間で1200時間以上"
  • アジアゾウが死んだ子ゾウを埋葬、初の証拠、どれも上下逆さ姿勢

    インドのベンガル地方北部のニュー・ドゥアーズ茶園で見つかった、土に埋められたゾウの死骸。(PHOTOGRAPH BY WEST BENGAL FOREST DEPARTMENT) サバンナで暮らすアフリカゾウが仲間の死を悼むことは以前から知られていたが、野生のアジアゾウではこれまでほとんど報告がなかった。しかし、2024年2月26日付けで学術誌「Journal of Threatened Taxa」に発表された研究によると、アジアゾウは死んだ子ゾウを埋葬している可能性があるという。 論文では、2022年と2023年にインドのベンガル地方北部で、5つの異なる群れが、死んだ子ゾウを灌漑(かんがい)用の溝まで引きずっていき、そこに埋めた事例が報告されている。どの事例でも、子ゾウの脚は地面から突き出し、頭部や鼻、背中は土で覆われていた。 埋葬という行為は、動物の世界ではほとんど見られない。アフリカ

    アジアゾウが死んだ子ゾウを埋葬、初の証拠、どれも上下逆さ姿勢
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/07
    "もっと多くの証拠が必要だとの声も、複数の専門家から上がっている。埋められた子ゾウはすべて茶畑で見つかっているが、埋める場面を人間が目撃したわけではない"
  • “処女懐胎”で話題のエイ、生殖系の病気だった、妊娠の状態は不明

    米南カリフォルニア沖の海底にとどまっているラウンドスティングレイ(Urobatis halleri)。(PHOTOGRAPH BY ERIN CHANDLER) おそらく世界で最も有名なエイの「シャーロット」が病気にかかっていると、水族館のスタッフが発表した。2024年2月、米ノースカロライナ州ヘンダーソンビルにあるチームECCOの水族館「アクアリウム&シャークラボ」は、ラウンドスティングレイ(Urobatis halleri)のシャーロットが科学的には単為生殖と呼ばれる「処女懐胎」をしていると報告した。しかし、数カ月が経っても子どもが生まれなかったため、このエイに何が起きているのかについて憶測が飛び交っていた。 2024年5月30日、ついに水族館はFacebookに「シャーロットが珍しい生殖器系疾患を発症し、生殖系に悪影響がでている」と投稿した。この結果は「当に悲しく、予期せぬ医療的な

    “処女懐胎”で話題のエイ、生殖系の病気だった、妊娠の状態は不明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/06
    "全体として、いろいろありうるこのような状況では、「信頼できる超音波画像を撮ること」が重要だとパールマン氏は述べる"
  • 「世界最大の発光器官」を持つ珍しい深海イカに襲われるド迫力ムービーが公開される

    太陽の光が届かない深海に住む生き物の中には、エサをおびき寄せたり仲間と出会ったりするために生体発光を行うものがいます。オーストラリアの研究者らが、最大で2.3メートルの巨体を持つ深海のイカが、腕の先端についた生物界で最大の生体発光器官を振りかざす様子を映像に収めることに成功しました。 Rare deep-sea squid filmed at depth https://www.uwa.edu.au/news/article/2024/may/rare-deep-sea-squid-filmed-at-depth Elusive 'octopus squid' with world's largest biological lights attacks camera in striking new video | Live Science https://www.livescience.c

    「世界最大の発光器官」を持つ珍しい深海イカに襲われるド迫力ムービーが公開される
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    kamei_rio 2024/06/06
    ただのイカじゃねえぞ 生物界で最大の発光器官を持つ ド迫力の深海イカ!ヒロビレイカだ!
  • 船に衝突するシャチ、復讐ではなく単なる遊びだった、最新報告

    イベリア半島沖で暮らすシャチ(写真はポルトガル沖で撮影された個体)は現在40頭未満で、IUCNは近絶滅種(Critically Endangered)に指定している。(Photograph by Cape Cruiser Sagres) ヨーロッパ南西部のイベリア半島沖には、小型船を沈没させる有名なシャチたちがいる。沈没事故はつい数週間前にも起こった。2020年に始まったシャチたちのこの不可思議な行動について、遊び、人間への復讐などさまざまな理由が推測されたが、専門家たちがようやく結論に達した。(参考記事:「シャチの船への集団攻撃が多発、沈没も、ケガの仕返し? 遊び?」) 国際捕鯨委員会(IWC)が5月24日付けで発表した最新の報告書によると、船にぶつかってくる15頭ほどのシャチの群れは、いたずら盛りの「ティーンエイジャー」たちのようだという。 研究者たちが、狩りなどで攻撃的な行動をとるシ

    船に衝突するシャチ、復讐ではなく単なる遊びだった、最新報告
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    kamei_rio 2024/06/05
    "研究者たちが、狩りなどで攻撃的な行動をとるシャチと、クラゲやコンブなどで遊ぶシャチの映像を分析したところ、遊んでいる時のシャチに攻撃性は見られなかった" そうなんだ
  • 最大の魚ジンベエザメが人知れず消えていっている恐れ、最新研究

    アフリカのジブチ沖で、漁に使うライトに、プランクトンと若いジンベエザメが引き寄せられる。(PHOTOGRAPH BY TOM PESCHAK, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 希少なクジラ類と船との衝突事故については以前から世界的に問題になっていた。しかし、世界最大の魚類であるジンベエザメも同じように命を落とすケースが多そうなことは、最近までわかっていなかった。2024年5月1日付けで学術誌「Science of the Total Environment」に発表された80人の研究者による合同研究の論文では、海運がジンベエザメにもたらす脅威について定量的な評価が行われた。(参考記事:「【動画】魚群を狩るジンベエザメの撮影に成功、超貴重な映像」) ジンベエザメは体長10メートルになることも多い。インド洋、太平洋、大西洋など、世界中の熱帯から亜熱帯の

    最大の魚ジンベエザメが人知れず消えていっている恐れ、最新研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/05/28
    "26の国と地域を対象に、ジンベエザメが集まる場所を地図にまとめ、非営利団体グローバル・フィッシング・ウォッチが提供する大型船の位置情報と重ね合わせた" なるほど
  • ほぼ腕のない新種の肉食恐竜を発見、約7000万年前、パタゴニア

    新たに発見された恐竜コレケンの復元図。(ILLUSTRATION BY GABRIEL DIAZ YANTÉN) すべてはかぎ爪から始まった。アルゼンチンのラ・コロニア累層で恐竜の化石を探していたとき、古生物学者たちが岩石から突き出た足の指の骨に気付いた。さらに掘り出して調べてみると、鼻の低い肉恐竜アベリサウルス類の新種と判明した。小惑星の衝突によって白亜紀が終わる数百万年前、太古のパタゴニアを歩いていた肉恐竜だ。この発見は5月21日付で学術誌「Cladistics」に発表された。 アルゼンチンにあるエジディオ・フェルグリオ古生物博物館の古生物学者ディエゴ・ポル氏らは、この恐竜をコレケン・イナカヤリ(Koleken inakayali)と命名した。パタゴニア東部の先住民族テウェルチェの首長だったイナカヤルにちなむ名前で、テウェルチェ語で「粘土と水から生まれる」という意味だ。

    ほぼ腕のない新種の肉食恐竜を発見、約7000万年前、パタゴニア
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/05/24
    "肩の骨は巨大でしたが、腕は極端に短く、短い指が何本かありました。獲物の捕獲には全く役立ちませんが、なぜかかなり柔軟でした。この前肢を何に使っていたのかはまだわかっていません"
  • チャバネゴキブリは世界をどう征服したのか、250年来の謎を解明

    チャバネゴキブリ(Blattella germanica)は、約2100年前、現在のインドとミャンマーにあたる地域でオキナワチャバネゴキブリ(Blattella asahinai)から進化した可能性が高い。(PHOTOGRAPH BY OZGUR KEREM BULUR/SCIENCE PHOTO LIBRARY) 夜でもべようとベッドから起き上がり、キッチンの明かりをつけると、冷蔵庫の下にツヤツヤと光る茶色い昆虫の群れがうごめいているのを見つけた経験はないだろうか。その昆虫とはもちろん、チャバネゴキブリ(Blattella germanica)だ。 この嫌われ者の訪問客は、どのようにして世界に悪名をとどろかせる害虫となったのだろうか。5月20日付けで学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された新たな研究によると、その答えはチャバネゴキブリのDNAに記されていた。 いつ、ど

    チャバネゴキブリは世界をどう征服したのか、250年来の謎を解明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/05/23
    "やがて野生を捨てて人間のそばに潜んで生きるようになり、約1200年前、中東に姿を現した" そんなペットの犬猫みたいな
  • サメやコウモリなど「怖い生きもの」も保護を、推す若手研究者

    バハマで撮影されたニシレモンザメ(Negaprion brevirostris)。他の多くのサメと同様、人に危害を加えることはない。(Photograph by David Doubilet, National Geographic Image Collection) ジャイアントパンダやコアラなど人の心をわしづかみにする動物たちは、愛くるしく、思わず抱きしめたくなるという共通項がある。ぬいぐるみにすれば子どもたちに大人気のおもちゃになる動物たちだ。「でもブロブフィッシュがぬいぐるみになることはありません」と、生物学者でコメディアンのサイモン・ワット氏は皮肉交じりに言う。氏は、見過ごされがちな動物たちの認知度を上げるために、「醜い動物保護協会(Ugly Animal Preservation Society)」というウェブサイトと活動組織を立ち上げた。 「ほとんどの動物はかわいくありません

    サメやコウモリなど「怖い生きもの」も保護を、推す若手研究者
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/05/21
    "「ほとんどの動物はかわいくありません」とワット氏。その上、「怖い」とか「醜い」とかという印象を抱かせるとなると、その動物の保護活動はさらに困難になる"
  • スカンクの白黒は本当に激臭の「警告色」なのか、初の検証結果

    シマスカンク(写真は米国テキサス州で撮影)は妨害を受けると、強烈な刺激物質を噴射する。(PHOTOGRAPH BY ROLF NUSSBAUMER/NATURE PICTURE LIBRARY) ほとんどの人はシマスカンクに遭遇したら、すぐに道を譲らなければ強烈な悪臭を放たれることをわかっている。しかし、野生動物はスカンクの有害さをどのように知るのだろう? クマ、オオカミ、ピューマといった手ごわい捕者でさえ、白黒のシマスカンクを襲うことはほとんどない。 このたび、その真相が初めて明らかになった。ほとんどの捕者は、生まれつきシマスカンク(Mephitis mephitis)を恐れているわけではなく、試行錯誤によって避けるべきだと学んでいるという。論文は4月18日付けで学術誌「Animal Behavior」に発表された。 信じられないかもしれないが、シマスカンクの白黒のしま模様が警告色か

    スカンクの白黒は本当に激臭の「警告色」なのか、初の検証結果
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/05/17
    "スカンクの悪臭を平均2.4回浴びせられただけで、コヨーテたちは教訓を学んだ。もし100%本物の臭液を使用していたら、たった1回で学習したのではないかとスタンコウィッチ氏は考えている"
  • お風呂の床のタイルに古人類の骨、ネットで話題、人類学者ら興奮

    数十万あるいは数百万年前、トラバーチン(石灰岩の一種)の中で化石化した古人類のあごの骨。トラバーチンはタイル用に切断され、このあごの骨の断面は床のタイルになった。(PHOTOGRAPH COURTESY KIDIPADELI75) 個人宅の床のタイルに古い人類の骨が埋まっている写真が米国の掲示板型ソーシャルサイト「レディット」に投稿され、大きな話題になっている。科学者が長年にわたり発掘調査を行ってようやく見つかるような発見だ。「またインターネット上のつくり話か」と思うかもしれないが、写真を見て納得しない人はいないだろう。磨かれた石材の表面に埋まっているのは、少なくとも5の歯が水平方向に切断された下あごの骨だ。 匿名の投稿者はトルコの歯科医で、一目であごの骨とわかったと述べている。トラバーチン(石灰岩の一種で、建材として使われる)に閉じ込められたあごの骨には、まだ名前もなく、正体もわかって

    お風呂の床のタイルに古人類の骨、ネットで話題、人類学者ら興奮
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    kamei_rio 2024/05/14
    "トルコとその周辺は、人類の祖先がアフリカ、アジア、ヨーロッパ間でどのようにつながり、移動したかを理解するうえで極めて重要な地域" なるほど。変わった性癖の人類学者では無いと
  • 人間とタコは、「友だち」になれるのか?

    ――日人は昔からタコが大好きです……主にべ物として。ですがタコは非常に好奇心旺盛で、番組やでも見られるとおり、人間に対しても興味津々に近づいてきますよね。我々をサメのような捕者として恐れないのはなぜなのでしょうか? とても良い質問ですね(笑)。タコがいかに早く「信頼すること」を学ぶかについて、私はいつも驚かされ、感動しています……。殻も牙も爪も持たないタコは、非常に脆弱な生き物です。自分の身を守るものは何もありません。それでもタコは、その極端な脆弱性を上回るほどの衝動に駆られた好奇心を見せるのです。 私は、タコのこの特性は、親の世話を受けないことから来ていると考えています。タコは卵からかえった瞬間から完全にひとりぼっちです。指導してくれるタコはいません。そして、ほとんどの種が1~2年しか生きられない、とても短命な生き物です。でも、だからこそタコは、どんな機会も学びの経験と捉えるのだ

    人間とタコは、「友だち」になれるのか?
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/26
    "タコの脳はドーナツ形で喉の周りに巻かれていますが、タコのニューロンの2/3は8本の腕に分散されています" 人間と構造が全然違うのに賢い、ので異分野からも熱視線を浴び今が旬と
  • “サイボーグゴキブリの群れ”をコンピュータで操作 阪大らがナビシステム提案

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 大阪大学とシンガポールの南洋理工大学に所属する研究者らが発表した論文「Natural-artificial hybrid swarm: Cyborg-insect group navigation in unknown obstructed soft terrain」は、生きている昆虫(マダガスカルオオゴキブリ)に小型の電子制御装置を取り付けてサイボーグ化し、複数のサイボーグゴキブリを群れとして制御することで、未知の複雑な地形を移動させるナビゲーションシステムを提案した研究報告である。 従来のロボットは、障害物回避や未知環境への適応、長時間の稼働といっ

    “サイボーグゴキブリの群れ”をコンピュータで操作 阪大らがナビシステム提案
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/24
    "近くに仲間が十分にいるときは自由に動き回ることを許容し、離れすぎているときはグループに近づくように電気刺激で制御する" 失敗すると電流が走るピアノで鍛えた赤城あんなみあるな。無いな。
  • 【動画】棚氷の崖から落ちるコウテイペンギンのひなたち、初

    コウテイペンギンのひなが高さ約15メートルの棚氷の崖から飛び降りる様子を初めて撮影した。この映像は、2025年4月の「アースデイ」にナショナル ジオグラフィックとディズニープラスが放送する『ペンギンの秘密(Secrets of the Penguins)』シリーズに登場する予定。(Video by Bertie Gregory) まるで最初に湖に飛び込む勇気のある人を待ちながら、崖の上に群がる10代の若者のように、生後数カ月のコウテイペンギン数百羽が、高さ約15メートルの南極の棚氷の上に集まっている。 空腹に駆られたひなたちは、崖の縁をのぞき込み、まるでこの高さから南極の海に飛び込んでも大丈夫かどうかを考えているかのようだ。 そして、1羽のひなが飛び込んだ。 傍観していたひなの中には、首を伸ばしてそのひなが真下の氷の海に落下し、水しぶきを上げる様子を見つめる者もいる。数秒後、ひなは水面に浮

    【動画】棚氷の崖から落ちるコウテイペンギンのひなたち、初
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/17
    "科学者によると、コウテイペンギンのひながこのような高い崖から飛び降りる様子を映像でとらえたのは初めてだという" 海への入り方の中でも特殊だと
  • 窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見

    生物学の教科書には、生物界を三分する細菌・古細菌・真核生物のうち、空気中の窒素を生命が利用できる形に変換する窒素固定ができるのは一部の細菌と古細菌だけだと記されています。新たに、真核生物に属する藻類の一種が細胞の中に窒素を固定する細胞小器官(オルガネラ)を持つことが判明したとの論文が発表されました。ミトコンドリアや葉緑体のように、元は別々の生き物が共生関係を超えて細胞小器官へと進化したのは、長い生物の歴史の中でこれが4例目とされています。 Metabolic trade-offs constrain the cell size ratio in a nitrogen-fixing symbiosis: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(24)00182-X Nitrogen-fixing organelle in a ma

    窒素を固定する細胞小器官「ニトロプラスト」が発見される、生物学の教科書が書き換えられる新発見
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/15
    "真核生物に属する藻類の一種が細胞の中に窒素を固定する細胞小器官(オルガネラ)を持つことが判明(中略)共生関係を超えて細胞小器官へと進化したのは、長い生物の歴史の中でこれが4例目"
  • シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋

    太平洋のシャチには、「オーシャニック(外洋)型」と呼ばれる第4のタイプが存在する可能性がある。画像は、米国カリフォルニアのモントレー湾を泳ぐオーシャニック型のシャチ。(PHOTOGRAPH BY SLATER MOORE PHOTOGRAPHY) シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。学術誌「Aquatic Mammals」に2024年3月14日付けで発表された研究によると、米オレゴンやカリフォルニアから遠く離れた外洋で、何度もシャチが目撃されているという。多くは大陸棚よりずっと沖合で、水深は約4500メートルに達する場合もある。 「少なくとも北太平洋では、これまでに外洋のシャチを対象とした格的な研究が行われた例はありません」と、研究リーダーを務めたカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大

    シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/04
    "これらのシャチがトランジェント型のサブグループか、あるいは完全に独自の集団であることを意味するとマキネス氏は言う"
  • 「生きた化石」脊椎動物の1位はガー、桁違いに遅い進化が判明

    米フロリダ州のレインボー川のロングノーズガー。ロングノーズガーは、西はテキサス州、北はカナダのケベック州にかけて生息している。(PHOTOGRAPH BY ALEX MUSTARD/NATURE PICTURE LIBRARY) チャールズ・ダーウィンが1859年に「生きた化石」という言葉を作って以来、多くの種がこの称号を手にしている。けれどもこのほど、脊椎動物ではガーという魚が最もその名にふさわしい生物であることが明らかになった。しかも、他を大きく引き離しての一等賞だ。論文は2024年3月4日付けで学術誌「Evolution」に発表された。 ガーは鋭い歯をもつ魚雷のような姿の魚で、長い歳月の間にほとんど変化していないことで知られる。現生の7種のガーには、古代のガーの化石と驚くほど多くの類似点がある。そこで、米エール大学のチェイス・ブラウンスタイン氏とトーマス・ニア氏が率いる研究チームが、

    「生きた化石」脊椎動物の1位はガー、桁違いに遅い進化が判明
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/04/03
    "ガーの進化が遅いのは、ほかの生物に比べてDNAの修復機構が効率よく働いているためと考えられるからだ" そういうのもあるのか