新たに見つかった「Gauss」は、国家の関与が指摘されるFlameやStuxnetなどのマルウェアと深いかかわりがあるとKasperskyは指摘する。 ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは8月9日、国家が関与する新手のサイバースパイツール「Gauss」が見つかったと発表した。中東のユーザーを標的として、オンラインバンキングの情報などを盗み出す機能を持っているという。 Kasperskyによると、Gaussは国際電気通信連合(ITU)に協力してサイバー兵器についての調査を進める過程で見つかった。発見の端緒となったのは、先に見つかった高度なマルウェア「Flame」とGaussが酷似していたことだったという。 国家の関与を確信する根拠として、両マルウェアはアーキテクチャプラットフォーム、モジュール構造、コードベース、制御用サーバとの通信手段などが共通しており、同じ「工場」で製造さ
仕事のふりしてゲームを遊びたい!――というわけで,「Sid Meier's Civilization: The Board Game」を遊んでみたの巻 ライター:徳岡正肇 12→ 昨今,いわゆるアナログ(非電源)なボードゲームはあちこちで話題となっており,専門のイベントが多くの参加者を集めている。色とりどりの立体的なコマが行き交う様は見ているだけでも楽しげだし,ジェンガ(※)の発展系のようなゲームはルールがわからなくても盛り上がる。また非常に高度な戦術研究を可能とするカードゲームは,世界大会が開かれるほどの大人気だ。 ※1983年にイギリスで発売になったバランスゲーム 2012年5月13日に東京・浅草で開催された「ゲームマーケット2012春」の様子 ボードゲームにあまり馴染みがない人からすれば,コンピュータゲームがこれほど普及している現代で,なぜわざわざ面倒なボードゲームを遊ぶのか,ボード
[SIGGRAPH]最先端のリアルタイムレンダリングデモが多数披露される「Real-Time Live!」レポート(1) ライター:西川善司 Real-Time Live!の上映ホールは,SIGGRAPH 2012の会場で最大級のHALL B。2500〜5000人を収容できるそうだ SIGGRAPHでは,看板イベントともいえるいくつかの映像品評会が毎回開催される。後にレポートをお届けする予定の「Computer Animation Festival」だったり,今回レポートする「Real-Time Live!」だったりがそれにあたるのだ。 前者は,レンダリングやポストプロセス・コンポジットなど,すべての制作プロセスを終えたCG映像作品が世界各国から投稿され,その中から優秀作を選出して上映していく,いわゆる映画祭的なイメージに近いものである。 後者は,SIGGRAPH 2010から始まったイベ
2012/08/10 キーロガーやフィッシング詐欺を悪用して金銭を盗み取るオンライン詐欺が依然として横行している。米国のフィッシング詐欺対策団体、Anti-Phishing Working Group(APWG)によれば、2012年2月に報告されたフィッシングサイトの数は5万6859件に上り、過去最高を記録した。国内でも、複数の銀行をかたるフィッシング詐欺メールやサイトが報告されている。 こうした状況を踏まえて、金融情報システムセンター(FISC)は「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書(FISC安全対策基準)」の中で、乱数表やワンタイムパスワードといった、認証方式の強化に触れている。しかし、「実は二要素認証だけでは十分ではない」と、フォティーンフォティ技術研究所(FFRI) 執行役員 技術戦略室長の村上純一氏は指摘する。 その理由は、マルウェアがWebブラウザを乗っ取り、
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