ベライゾン加入者の通話記録、米国家安全保障局の手に - 「極秘の命令」発覚(英Guardian) 2013.06.06 米携帯通信最大手のベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless:以下、ベライゾン)に対し、利用者の通話記録を米連邦政府の諜報機関に手渡すことを義務づけた法廷の命令が4月に出されていたことが発覚し、ちょっとした騒ぎに発展しているようだ。 この命令が記された文書を最初に入手・公表した英Guardianでは、犯罪その他の容疑がない一般加入者の通話記録も含めて大量の情報が無差別に米政府の諜報機関などの手に渡るのは今回が初めてと指摘。また対象となる記録には、米国内同士のほか、米国と海外との通話も含まれるなどと記している。 ベライゾンへのこの命令は、FISA(Foreign Intelligence Surveillance Court。外国諜報活動調査法によって作られた