グーグル(Google)が、新たに計画が浮上している太平洋海底ケーブル建設プロジェクトへの出資を検討しているという。WSJが大手テクノロジー企業などによるプライベートネットワークの利用増加に触れた記事のなかで伝えている。 同記事によると、グーグルはこれまでにもたとえば2010年に完成した海底ケーブルの敷設プロジェクトなどに出資していたことがあるが、新たに浮上した計画では出資の見返りとして敷設される海底ケーブルの一部を使用権の確保し、米オレゴン州などにあるデータセンターと日本との間のトラフィック処理に利用する可能性があるという。 WSJでは調査会社テレジオグラフィ(TeleGeography)のデータとして、大手インターネット企業や銀行、研究機関などが利用するプライベートネットワークの割合がすでに全体の約4分の1に達しており、なかには大西洋横断ケーブルのようにその割合が40%にもなるところも