横山さんが作った手のひらサイズのフェルト猫人形(2018年12月27日撮影)。(c)AFPBB News/Yoko Akiyoshi 【4月4日 AFPBB News】数人が作業するテーブルの真ん中で、白猫が日差しを浴びてくつろいでいる。東京・世田谷区で開催されている「羊毛フェルト教室」では、受講生らが白猫をモデルに針を持つ手を動かして、猫の頭の部分を作っていた。 白猫は作業の邪魔をしているのではなく、「モデル」の羊毛フェルトでできた猫だ。首をかしげる姿勢や目元の表情が生き生きとしていて、つい生きている猫と見まがう。受講生たちは、いずれは自分の猫をモデルにした人形を作りたいと考え、せっせと手を動かしている。 教室を主宰するのは、羊毛フェルト作家の横山まゆみ(Mayumi Yokoyama)さん(40)。証券会社を退職した2012年ごろから、猫のフェルト人形を本格的に作り始めた。 横山さんに