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ブックマーク / www.nikkei-science.com (6)

  • 2018年ノーベル生理学・医学賞:がんを攻撃をする免疫のブレーキを外す新たな治療法を発見した本庶佑氏らに | 日経サイエンス

    2018年10月2日 2018年ノーベル生理学・医学賞:がんを攻撃をする免疫のブレーキを外す新たな治療法を発見した庶佑氏らに がんの治療は,長らく「手術,放射線照射,化学療法」の3柱と言われてきた。2018年ノーベル生理学・医学賞は,4目の柱である「免疫療法」を打ち立てた,京都大学特別教授の庶佑氏と米テキサス大のアリソン(James P. Allison)教授に贈られる。 庶氏とアリソン氏は,がんを攻撃する体の免疫系にブレーキをかける仕組みをつきとめ,そのブレーキを解除する「免疫チェックポイント阻害剤」を発見した。それまで打つ手立てがなかった進行したメラノーマなどに対する治療の選択肢となり,がん治療の新たな可能性を開いた。 両者の研究はまったく異なる動機から,独立に始まった。先にカギとなる物質を発見したのは庶氏らのグループだ。1992年,石田靖雅氏(現奈良先端科学技術大学院大学

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    kamei_rio 2018/10/02
  • ステライルニュートリノ見つからず〜日経サイエンス2015年3月号より|日経サイエンス

    中国で進む最新の検出実験は空振り ニュートリノには電子型とミュー型,タウ型という3つの種類(フレーバー)がある。だが物理学者はほかに別の種類が存在する可能性があって,それらは奇妙なものだろうと疑っている。他の粒子とほとんど相互作用しない「ステライルニュートリノ」だ。この粒子は物理学の最大の謎のいくつかを解く可能性がある。例えば宇宙に広がって通常の物質を重力で引き寄せているとされる謎の暗黒物質の一部は,ステライルニュートリノなのかもしれない。 だが数十年に及ぶ探索にもかかわらずステライルニュートリノは見つかっておらず,最新の検出実験も空振りに終わった。中国で実施されている国際的なニュートリノ実験「ダヤベイ(大亜湾)ニュートリノ研究」は,7カ月間の探索の末にステライルニュートリノの証拠を何も見つけられなかった。 反電子ニュートリノの変身を追跡 この特別な探索は地下で行われた。ダヤベイのニュート

    ステライルニュートリノ見つからず〜日経サイエンス2015年3月号より|日経サイエンス
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    kamei_rio 2015/02/24
    ステラいないニュートリノ
  • 特集:STAPの全貌|日経サイエンス

    1年にわたって社会と科学界とを揺るがせた「STAP細胞」の正体が明らかになった。それは実験の場となった研究室に所属していた研究員が10年前に作り,研究に使わないまま保存していた胚性幹細胞(ES細胞)だった。どういう経緯かは不明だが,その6年後,この細胞は「STAP細胞」として現れ,様々な実験に使われ,多能性の証拠をもたらした。 “容疑”のES細胞に最初に気づいたのは公式の調査委員会ではなく,自らデータを解析した1人の研究者だった。理研の上層部が残された細胞やマウスの調査に後ろ向きな発言を繰り返していた間,理研の内外の研究者たちが,公開された遺伝子配列データを調べ上げ,実験で問題の遺伝子を確認し,STAP細胞は存在しないとの科学の証拠を積み上げた。これを受けて理研もついに重い腰を上げ,新たな調査委員会を発足。残された細胞やマウスのゲノムを片端から解読したところ,STAP細胞の正体が浮かび上が

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    kamei_rio 2015/01/24
    一番最初の部分、誰がどこまで意図してここまで来たのか?は解らないんだろうな……
  • ノーベル物理学賞 量子力学の基礎実験の最高峰 光子/イオンの状態を操り、測る|日経サイエンス

    10/17訂正)以下でご紹介したアロシュ教授の実験は,論文として発表されていないことがわかりました。学会で出た話ですが,将来計画として紹介されたものである可能性が高いです。お詫びして訂正します。 2012年のノーベル物理学賞は,米国立標準技術研究所のワインランド(David Wineland)博士と,フランスの高等師範学校/コレージュ・ド・フランスのアロシュ(Serge Haroche)教授に授与されることになりました。 2人は量子力学の基礎実験における,押しも押されもせぬトップランナーです。ワインランド博士は空中に並べたイオンの列,アロシュ教授は共振器の中に閉じ込めた原子と光子を使った実験システムを構築。これを使って量子力学の根幹に関わる実験を次々にやってのけ,量子コンピューターや超精密時計など,量子現象を直接に利用するまったく新しい技術への足がかりを築きました。 光子やイオンなどのミク

    ノーベル物理学賞 量子力学の基礎実験の最高峰 光子/イオンの状態を操り、測る|日経サイエンス
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    kamei_rio 2012/10/11
  • イオンで作る量子コンピューター|日経サイエンス

    超弩級の能力を持つと期待される量子コンピューター。原子や光子,人工の微細構造にデータを保存して処理する設計が考えられている。最も進んでいるのが捕捉イオンを操る研究だ。イオンにデータを蓄え,他のイオンに転送できるようになっている。開発を阻む原理的な障害はない。 私たちが行っている捕捉イオン実験では,電気的に浮揚させた個々のイオンが小さな棒磁石のように振る舞う。各々の棒磁石の方向(上向きと下向き)が量子ビットの1と0に対応する。レーザー冷却(原子に光子を散乱させることで原子の運動エネルギーを奪う方法)によって,捕捉トラップ内のイオンをほぼ静止させる。 これらのイオンは真空容器中にあるので周囲の環境からは分離されているが,イオンどうしの電気的反発による強い相互作用を利用して「量子もつれ」を作り出すことができる。量子もつれは個々の量子ビットの観測結果が相関し合う現象で,粒子の間を結ぶ“見えない配線

    イオンで作る量子コンピューター|日経サイエンス
  • ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証

    「小澤の不等式」。数学者の小澤正直・名古屋大学教授が2003年に提唱した,ハイゼンベルクの不確定性原理を修正する式です。小澤教授は30年近くにわたって「ハイゼンベルクの不確定性原理を破る測定は可能」と主張し続けてきましたが,このたびついに,ウィーン工科大学の長谷川祐司准教授のグループによる実験で実証されました。15日(英国時間)付のNature Physics電子版に掲載されます。 小澤の式とはどんなものでしょうか? まず,物理の教科書をおさらいすると,1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は,こんな形をしています。 εqηp ≧ h/4π  (hはプランク定数,最後の文字は円周率のパイ) εqは測定する物体の位置の誤差,ηpは位置を測定したことによって物体の運動量に生じる乱れです。もし位置が誤差ゼロで測定できたら運動量の乱れは無限大になり,測定してもめちゃくちゃな値がランダ

    ハイゼンベルクの不確定性原理を破った! 小澤の不等式を実験実証
    kamei_rio
    kamei_rio 2012/01/16
    「ハイゼンベルクの式ではできないとされていた測定を可能にする」を「破った!」と表現していいのか微妙だ
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