ゴールデンウィークが終わり、キャリア各社の夏商戦に向けた新製品・サービス発表が差し迫る2014年5月7日。直近までに発表された内容を振り返り、キャリア各社が夏商戦に向け、どのような施策を打ち出してくるのか予測してみよう。 発表内容盛りだくさんのau、新料金プランの導入は? 春商戦での一連のキャッシュバックにまつわる騒動や、量販店が仕掛けた「格安スマホ」が大きな話題となるなど、2014年も前半から携帯電話業界ではさまざまな出来事が起きている。そうした中、近づいているのが、キャリア各社の夏商戦に向けた新製品・サービスの発表だ。 夏商戦は近年、冬や春の商戦期と比べ、盛り上がりが小さいと言われることが多く、発表される端末数も減少傾向にある。だがそれでもキャリア各社はこのシーズンに合わせて新しい戦略やサービスを仕掛けてくることが多いだけに、注目されるところだ。 今回、最も早く発表会を実施するのはau
“LTEでも安い通話料金”は実現するか――通信キャリアが「VoLTE」を推進する理由:神尾寿の時事日想(1/2 ページ) 先週、VoLTEという言葉が世間を賑わせた。新聞各紙でも報じられたので、目にした読者も多いだろう。「VoLTE(ボルテ)」とはVoice over LTEの略であり、LTEの通信網を使って音声通話(電話)を実現するための新たな技術方式の名称である。 現在の携帯電話/スマートフォンでは音声通話を「回線交換方式」で実現しており、通信キャリアはデータ通信用とは別に、通話専用の設備を用意している。これはデータ通信サービスの利用比率が高くなった第3世代携帯電話 (3G)の時代も変わらず、これまで音声通話用の回線交換設備とデータ通信用のパケット通信設備とが混在して運用されてきた。 これに対してVoLTEは、音声通話もIPパケット通信の仕組みでやりとりする。“音声通話サービスもデータ
スマートフォン本格普及期の到来から、タブレット市場の拡大、次世代インフラへの移行など、2012年もモバイルIT業界は大きな動きが続く。そのような中で、業界最大手であるNTTドコモはどのように考え、市場の舵取りをしていくのか。 前回に引き続き、新春特別インタビューとしてNTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏に話を聞いていく。 顕在化するスマートフォンの課題にどう向き合うか ――(聞き手:神尾寿) 2011年から始まったスマートフォンの本格普及期ですが、2012年はさらに多くの人がスマートフォンに買い換えていくはずです。この中でスマートフォンを取り巻く環境では、ネガティブな要因も顕在化してきます。 その筆頭になるのが、Androidスマートフォンで起きている「マルウェアへの不安」です。iPhoneやWindows Phoneと異なり、Androidスマートフォンではマルウェアの報告が相次い
お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ NTTドコモ(以下ドコモ)は、音声通話に対応した次世代通信LTEサービス「Xi」(クロッシィ)®向けの料金プランなどをXiスマートフォンの提供開始にあわせて2011年11月以降より提供開始いたします。 今回提供開始する料金サービス「Xiトーク24TM」ではドコモのお客様への国内通話が24時間いつでも無料1 でご利用いただけます。 「Xiトーク24」は、料金プラン「タイプXi にねんTM」(基本使用料:月額780円)2 と、ドコモ内の国内通話定額サービス「Xiカケ・ホーダイTM」(定額料:月額700円)をお申込みいただくことで、月額1,480円でドコモのお客様への国内通話が24時間いつでも無料1 でご利用いただけるように
「スマートフォンが人気を博している。販売目標台数を上方修正しなくてはいけないとみている」 2011年度に400万台のスマートフォンを販売するとしたKDDIだが、同社の技術企画本部 岩男恵本部長からはこんな言葉がこぼれた。今や各社の端末ラインアップの主役はスマートフォンとなり、フィーチャーフォンからのユーザーシフトはキャリアの予想を上回る速度で進んでいる。 PC向けサイトはもちろん、動画ストリーミングをはじめとするリッチなインターネットコンテンツと親和性の高いスマートフォンでは、これまで以上にネットワークのスピードや容量が重要だ。既存の3G網だけではいずれネットワークが飽和すると言われている中、各社はどのように通信システムを進化させていくのか――7月6日、無線通信技術の展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2011」の講演で、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのネットワークの現状と今後が
スマートフォン&モバイルEXPOの特別講演「国内キャリア キーマンが語る、最新スマートフォン戦略」で5月11日、NTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏が「ケータイの今とこれから」というテーマで、同社の携帯事業の現状と発展のあり方を語った。 災害に強いネットワークを作る ドコモの未来像を語る上で外せない問題が、東日本大震災で発生した地震と津波だ。震災により、東北地方で稼働していた約1万の基地局のうち、伝送路の切断や停電などにより、約4900局が停波した。基地局には予備バッテリーを積んでいるため、停電後すぐにサービスが中断することはないが、「バッテリーの持続時間は平均で3時間ほど。長くて10時間ほど」(辻村氏)だったため、基地局を持続させることは困難だった。 その後、商用電源やドコモの復旧工事により、4月末で中断局は約4900局から約300局に、現在は17局にまで減った。この17局は、主に
NTTドコモは2月22日、次世代通信LTEサービス「Xi(クロッシィ)」の高速、大容量通信を活用した実験的なデモンストレーション「体験!Xi花粉ナビ」を実施した。 デモでは、「Xi端末を挿したPC」「PCに接続されたWebカメラ」「会場床に設置された日本列島の地図」を用意し、地図は地域ごとに11色に分けられていた。PCを持ちながら地図上に立つと、Webカメラが地図の色を認識し、地図情報をドコモの花粉センサーに送信する。それと同時にGoogle Earthのエリア画像を端末が受信し、PC画面に(ユーザーが立っている場所の)花粉の飛散量が表示されるという仕組みだ。地図情報や(Google Earthの)画像を瞬時にやり取りできるのは、下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(一部屋内で下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)の通信が可能なXiならでは。 このサービスの面白い特徴が
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