フランス公共ラジオによると、ライス米国務長官は22日、フランス通信(AFP)のインタビューに答え、コレラの流行などで人道危機の深まるジンバブエのムガベ政権に対する制裁強化を同盟国と協議する意向を示した。 ライス長官は「(経済の崩壊やコレラの流行などは)ジンバブエの国内問題だとしても、同国内部で起こっている事態は想像を絶している」と指摘。「国際社会がムガベ政権への制裁を強化するときが来た」として、特に英国やアフリカの同盟国と歩調をそろえて、人道危機への無策ぶりの際立つムガベ政権に圧力を強める考えを示した。(共同)