日大アメリカンフットボール部の選手による危険タックルは、当時の監督とコーチによる「選手を精神的に追い込む」ような指導があったと5月29日、関東学生アメフト連盟が認定した。 若者を教育する場である学生スポーツの現場で、なぜこうした状況がもたらされてしまったのか。山本宏樹・東京電機大学助教(教育社会学)は、「"ダークペダゴジー(闇の教授法)"による心理的支配の典型例」と、ハフポスト日本版への寄稿で指摘する。危険タックルを招いた「指導」の構造を読み解き、解決へのヒントを示してもらった。
サウジアラビアで30日までに、セクハラに対して禁錮や罰金の刑を科す新たな法案が閣議で承認された。国営通信などが伝えた。サウジでは6月24日、女性による車の運転が解禁されることになるなど、女性の権利保護が進み始めた。今回もこうした改革の一環とみられる。 サウジ当局やAFP通信によると、法案は政府の助言機関にあたる「諮問評議会」を通過し、閣議で承認された。体に触ったり、性的な発言をしたりするなどの嫌がらせをした場合、最大で5年の禁錮と30万サウジリヤル(約870万円)の罰金になるという。特に、職場や学校など公共の場での行為や、加害者が公的機関の職員だった場合には、より重い罰則が適用される可能性があるという。 サルマン国王の指示によって立案され、当局は「ハラスメントという社会現象と闘うために、それらの行為を法で禁じ、法的重要性を説明することが必要だと判断された」としている。 サウジでは、父親や兄
私の勤務する国立国際医療研究センターは、感染症の高度専門機関と位置付けられているナショナルセンターのため、何か感染症の問題がニュースになるたび、報道や一般市民の方から「これってどうなんですか?」という問い合わせが増えています。 最近は健康情報について検討を促すような啓発や報道記事もあるためか、自分で調べたり確認したりする人も増えているからかなと思います。 情報発信者やその責任者は、医療や健康について正確な情報か、誤解から実害が生まれないかを考える必要がありますので、個人の思いつきで記事が掲載されることは大手の媒体ではありません。 しかし、今月に入ってびっくりした記事があります。それは、かつての愛読書である「クロワッサン」という雑誌が、おにぎりについて石けんで手洗いせず素手で握るように勧める記事を掲載していたことです。 手塩にかけたおにぎりは、おいしい発酵食?その記事は、「腸に効く、発酵食と
日本社会には、健康に関わる食品の情報や、癌などの病気治療に関するひどい情報があふれています。そこで良く見られるのが、「患者の経験談」などの少数例の治療成績による効果の紹介です。これらは一見すると信頼できそうですが、ほとんどの場合において、効果を正確には表しておらず、ひどい場合には騙す目的で使われています。 なぜ、少数例の結果では判断できないのでしょうか?その理由は、医療の治療成績のデータが、他のデータとは違う特徴を持つためです。今回は、がんの治療成績の具体的なデータを紹介して、何が特殊で、個別の治療成績がなぜ効果を表さないかについて解説します。癌の治療成績を中心に解説しますが、今回の内容を理解してもらうと、医療情報を理解する上での基礎的な情報リテラシーの一つを身につけられるのではと思います。 ネットにあふれる1例の結果 ネットのがん治療に関した書き込みで、「この治療を受けた方で、余命半年と
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